「大正探偵怪奇譚」第壱巻 鬼哭・第弐巻 鬼子
著者:揚羽千景
原作:松田 環
画:藤城 陽
出版社:徳間書店(徳間ディアル文庫)
発行:2009/2/10

さて、以前にもこのブログでお知らせしたこの本が、いよいよ発売になった。

つい先日上演されたばかりの舞台「怪奇探偵 丑三進ノ助 ~推して参る~」の前段にあたる「大正探偵怪奇譚」3部作の小説版である。

正確に言えば、3部作のうち1作目と2作目が今回発行され、3作目は4月に発行される予定とのこと。

さっそく買ってきてみると、まず印象的なのが表紙や裏表紙のイラストだ。舞台をご覧になった方なら、うなずいていただけると思うが、主要な登場人物たちが本当に芝居の印象どおりに描かれている。

そして……読み始めてみると、あの時の舞台の様子がまさしく目に浮かぶように、ていねいに描かれている。そうそう、こうだった、そんなふうに彼らは動き、語り、そんなふうに生きていたのだと。

第壱巻鬼哭では、大正時代を舞台に、売れない小説家である丑三進ノ助の出逢ったある事件の顛末を、彼の淡い恋の様子を交えて描いている。

第弐巻鬼子では、平安の昔にさかのぼり、かつて夜叉丸という名の鬼であった丑三進ノ助の過去と、彼が人の世で暮らすことになるまでのいきさつを語っている。

舞台を観た方もそうでない方も、ぜひ手に取っていただきたい。

そして、このあと進ノ助がどうなったか、ぜひまたしゅうくりー夢の舞台で確かめていただければ、と思う。平成の世に生きる進ノ助の活躍を描いた「怪奇探偵 丑三進ノ助 ~推して参る~」の上演は終了してしまったけれど、きっとまたいつか、進ノ助や九尾姐さん、おたまちゃんなど、この物語の登場人物たちと舞台で再会できるに違いないと信じているから。

……とりあえずは、劇団しゅうくりー夢の公式HPで販売しているDVDで、これらの物語が舞台でどんな風に演じられたか、確かめていただくのもいいかもしれない。
[PR]
by kiki_002 | 2009-02-11 23:42 | | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://kiki002.exblog.jp/tb/10336770
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
だって、好きなんだもん!
by kiki
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
ブログパーツ
検索
画像一覧