映画「感染列島」
いや映画なんて、ホントに久しぶり。この前、映画館に行ったのはいつだっただろう?

この映画、題材についても興味があったし、しゅうくりー夢の松田環さんと島田朋尚さんが脚本協力ということもあって、観に行きたいと思いつつ、なんだかんだで公開からけっこう時間が経ってしまった。

でもようやく今日、無事に観に行くことが出来た。

CMなどもずいぶん流れているので、タイトルなどはご存知の方も多いだろう。

日本を蹂躙する恐ろしい感染症。それと戦う医師を演じるのが妻夫木聡さん。そして、ヒロインには檀れいさん。お2人とも、清潔感と意志の強さを感じさせて、役柄のイメージにピッタリだった。

「医師としては優しすぎる」と言われる主人公の誠実さ。一方、目の前の1人を救うだけでなく、より多くの命を救うために何をすべきか、そのつらい選択を選び取っていくヒロインの凛々しさ。

主人公だけでなく、同僚も後輩も、保身ばかりと思っていた上司でさえ、真摯に人の命を救おうとしている。最前線の看護士さんたちも、つらい思いの中、みな必死で戦っている。医療関係者だけでなく、その家族も、周辺の人々も。この街で家族を守ろうとする人々も。

政府や行政の対応や、廃墟のようになってしまった街の様子については、最低限に押さえていたため、その辺りで物足りなさを感じる方もいるだろうか?個人的には、病院と主人公の行動範囲にしぼった視点によって、物語の焦点がボケなくてよかったと思うのだけれど。

群像劇として、多くの人々の思いを描きながらも、主人公とヒロインの場面がやはり印象的な映画だった。

この映画を観ていた2時間と少しの間に、結局5回ほど泣いてしまった。

人が人を救おうとする、その真摯な思いに打たれて1回。責任感の強い父の決断を眼にした少女の衝撃に2度目。日本を遠く離れた島に残ろうとするその人の思いに3度目の涙。母を待つ幼い女の子のあどけない表情に4度目。そして、クライマックスではもうずっと泣きっ放しだった。

人が死んでいく悲しみよりも、命を救おうとする人々の思いに打たれ、自らの無力さを歯がゆく感じながらも、決して希望を失わない人々の強さに感動した。

映画館でこんなに泣いたのは、初めてかもしれない。でも、これは決して悲しい映画ではない。多くの命が失われていくとしても。人は生き続けなくてはならないのだ。

たとえ明日地球が滅びるとも、今日、君はリンゴの樹を植える。(「感染列島」パンフレットより)
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by kiki_002 | 2009-02-21 23:45 | 映像 | Trackback | Comments(0)
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