柿喰う客 JAPAN TOUR「恋人としては無理」千秋楽
平成21年4月4日(土)14:00~、シアターZOOにて。

作・演出/中屋敷法仁

出演/
七味まゆ味
コロ
高木エルム
中屋敷法仁
佐賀モトキ(客演)
堀越涼(花組芝居)
ご当地スペシャルゲスト:弦巻啓太(弦巻楽団)


横浜で観てから約1ヶ月、「恋人としては無理」をまた観に行ってきた。5月には愛知の演劇博覧会「カラフル3」セカンドステージでまた上演されるらしいけれど、とりあえずこのツアーとしては、今日が千秋楽。

大きなインパクトを受けた初見の舞台から、さまざまなモノが削ぎ落とされ整理されて、ますます完成度の高い舞台となっていた。

たとえば、トム・クルーズとダ・ヴィンチのくだりが潔くカットされていたり、それぞれの役を入れ替わりつつ演じていく芝居なのだけれど、同じ場面なのに違う役者さんが演じていたり。

しかし、そんな間違い探しをする間もないほどの緊迫感が後半の舞台を覆う。愛すること、信じることのせつなさと強さ。

弟子たちがイエスに惹かれていった様子を振り返る辺りや、最後の晩餐での裏切りのキス、ユダの絶望の表情、そして使徒たちのその後。

コロさんが言い放つ「……わかって欲しくもないけどな」というヤコブの最後のセリフに、鳥肌が立つ。

シンプルになったばかりではなく、序盤での日替わりご当地ネタ(エルサレムで何をしたい?)などは、これでもかというくらいタップリ。「柿喰う客」を初めて観る方がそのテンションに乗れるかどうか、ちょっと気になったりしつつも、思わず腹を抱えて笑う。

そういえば、事前には予約が少ないように聞いていたけれど、客席はいっぱい。そのたくさんの観客が、話が進むに連れて舞台にどんどん集中していく雰囲気が感じられ、気持ちよかった。

ポストトークは、劇団主宰の中屋敷さんとご当地ゲストの弦巻啓太さん。

いきなり、中屋敷さんが近いうちに結婚される(!)など、舞台以外の話題で盛り上がる。今日が誕生日で25歳になったばかりという中屋敷さんは、以前から結婚願望が強かったとのこと。いやホント、おめでとうございます!!

その後、芝居についてのトークの真っ只中で、帰りの飛行機の時間もあって、最前列なのに途中退席。ホント申し訳ない。いや、横浜ではそんなにポストトークが長くなかったし、ともかく読みが甘かった……。

そういえば、ご当地ゲストが仕切るまで続く日替わりネタもたっぷりだったし、弦巻さんはしっかり語っていくタイプなのかも。弦巻楽団も拝見したくなった。

ともあれ遠征した甲斐のある、いい舞台だった。皆さま、お疲れさまでした。
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by kiki_002 | 2009-04-04 23:58 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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