劇団ZAPPA第13回公演「猿 mashira 2009」
平成21年4月25日19:00~、東京芸術劇場小ホール1にて。

作・演出/澤田正俊

出演/
ましら:新田えみ、桂小五郎:草野元紀(シミズプロジェクト)、龍:澤田正俊
虎:TEKU(SUN段銃三世)、鷹:中山和久、楓:荒井麻理、もみじ:らむ(東京スモッグ)
獅子雄:北田拓朗(BESIDE)、辰五郎:三好冬馬(preier's unit TRAMP)
桃太郎:北崎秀和(スーパーホシイカトライブ)、すもも:青木裕美子

古高俊太郎:坂井虎徹、杉山松助:大西浩彰、吉田稔麿:あやいち(B.S.CAL)
有吉熊次郎:岡田昌也、佐伯稜威雄:加藤朗史(劇団すごろく)
おまき:根本のりか、おしの:松菜美樹、瓦版屋:矢ケ崎昌也


京の町に「ましら」と呼ばれた女火消がいた。
伝説のまとい持ちだった父への憧れ、火の見やぐらで出会った恋。
だが、彼女が恋した男は京の町を火で焼き尽くそうとしていた・・・。
2001年に池袋演劇祭優秀賞受賞作品をリメイク。
ZAPPA渾身の一作が2009年、今新たにWキャストで甦る!!
(公式HPより)


いや面白かった!! ベタでもいい、決め過ぎでもいい、とにかくねぇ、臆面もなくカッコいいの。休憩なしの2時間40分が、ちっとも長く感じなかった。

席もよかった。先に観てきた友人の助言で最前列に座ったんだけど、いやぁ~目の前を火消しが走る、新撰組が走る、って具合で、なんとも迫力があった。

幕末、京の町を守る火消したちの心意気と、男に負けず活躍する女火消しの恋。勤皇の志士たちの過激な企てが、 京の町を火の海にしようとした、そのとき……。

ヒロインの潔さもステキだったし、火消したちをまとめる龍の男気にも泣けた。そして、ヒロインの恋の相手となる桂小五郎はもう文句なしにカッコよかった。

辰五郎おじ貴も渋くてステキだった。それと、身体が弱くて火消しになれない獅子雄が、いろいろ工夫をして仲間を助けようとする感じもよかった。演じてた北田さんがまた、役にぴったりの優男だったし。

血のつながらない大勢の兄弟姉妹が支える火消しの一家の様子が暖かく描かれる一方、長州の勢力を取り戻すため、京の町に火を放とうとする長州勢の企てが着々と進んで行く。姿を消した桂小五郎の変わりに、小五郎になりきって作戦の指示を出していた吉田の、思いの強さが悲しい。

人が人を思う気持ち。大切なものを守ろうとする強さ。

先に観た方が「泣いた」と言っていたのを聞いて、なんとなく想像していたような物語ではなかった。いや確かに私も泣いたけれど、主人公たちの爽やかな強さや熱い思いが心地よい、後味のいい芝居だった。

こうなると、ダブルキャストのもう一方が気になってしまう。都合がつけば、そちらも観てみたくなってしまった。
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by kiki_002 | 2009-04-25 23:57 | 舞台 | Trackback | Comments(2)
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Commented by Meg at 2009-04-26 07:57 x
楽しんでいただけたみたいで、よかった~~~
私も、ダブルキャストのもう一方が気になって、気になって・・・
Commented by kiki_002 at 2009-04-26 09:36
いやホント、おかげさまでとっても楽しかったです♪
熱い舞台で、気持ちよく泣いてしまいました。

これで、違うキャストの組を観たら、けっこう印象も違うでしょうねぇ。
気になりますよね~。
だって、好きなんだもん!
by kiki
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