「葉桜の季節に君を想うということ」
著者:歌野晶午
出版社:文芸春秋社(文春文庫)
発売日:2007/5/10

叙情的なタイトルと風情のある表紙のこの本。あちこちの書店で平積みになっているのを見かけるので、それだけ評判のいい本なのだろうと思う。

読み始めると、タイトルからイメージしていた雰囲気とはちょっと違い、ややハードボイルド。ひょんなことから探偵を引き受けた何でもやってやろう屋の『俺』。確かに、以前私立探偵事務所にいたことはあるが……。

そんな『俺』が、悪徳商法の会社を探る一方、ある一人の女と出会って。

……で。いやぁ、ラストまで読んだときに、確かに「あ、やられた!」と思った。なるほど考えてみれば、途中の描写で不自然なところがいくつもあったけど。でも、それを深く考えずに物語を読み進んじゃったからなぁ。

そして、ついついもう一度読み返してしまったりした。まあそういう人も多いんじゃないだろうか。

まあ、そこ?という気はしないでもないけれど、うまく騙された快感は確かにあったし、タイトルや伏線と併せて、なるほどと思うこともあって、そういう意味では充分楽しませてもらった1冊だった
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by kiki_002 | 2009-04-30 23:51 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by Meg at 2009-05-01 16:55 x
最後にやられたーって思うんですよね
後から、あれもこれもと気づくんですけど
ここまで見事にやられるとは・・・先入観というか、思い込みってと、考えさせられた1冊ですね
Commented by kiki_002 at 2009-05-01 23:47
やっぱり、「やられたー!」って思いますよね~~。

ヒントはいろいろあるはずなのに、まったく思いもつきませんでした。
おっしゃるとおり、先入観とか思い込みにやられるんでしょうねぇ。

そういう意味で、なかなか面白かったです♪
だって、好きなんだもん!
by kiki
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