「夜は短し歩けよ乙女」
著者:森見登美彦
出版社:角川書店(角川文庫)
発売日:2008/12/25

もうなんていうか、はっぴ~な、はっぴ~な1冊。

先日、リンクを貼らせていただいているMegさんのブログ「櫻月」でこの本の感想を読んだら、なんとも面白そうだったので、さっそく手に取ってみた。

そういえば以前、この作者の「太陽の塔」と「きつねのはなし」を読んだことがあったっけ。2冊とも京都が舞台なのに、「おやッ?」と思うほどタイプの違う物語だった。それでも、どちらもやや奇妙な味わいがあって、好きなタイプの本だった記憶がある。

で、この「夜は短し恋せよ乙女」。恋にオクテな大学生『先輩』と彼が恋する『黒髪の乙女』、この2人の視点が入れ替わりながら、話は進んでいく。

『先輩』は、「太陽の塔」の主人公と同様、モテなくて、自意識がカラまわりしてしまう感じ。しかし、なんといっても彼の思い人『黒髪の乙女』のキャラクターがいいんだよねぇ~♪天真爛漫というか天衣無縫というか、天然というか、しかも超ポジティブで、礼儀正しく、謙虚なのだ。う~~ん、可愛いのよ、ホント。

そんな彼女が四季折々に出会う奇妙な事件。絶妙にすれ違いながら同じ事件に関わっていく『先輩』。そんな2人をとりまく奇妙で愛すべき登場人物たち。(個人的には、学園祭事務局長が好きだ)

どこからが現実で、どこからが妄想なのか、どんどんわからなくなり、実際にある京都という街が、エキゾチックで不思議なおとぎの国のように見えてくる。

ドタバタなのになんとなく優しくて、読み終わった後、幸せな気分になる。これはそういう大切な1冊。この作者の本をまた読んでみたいと思う。
[PR]
by kiki_002 | 2009-05-14 23:54 | | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://kiki002.exblog.jp/tb/11066275
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2009-06-03 00:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kiki_002 at 2009-06-03 02:01
わぁ、揚毬さん、いらっしゃいませ
そう言っていただけると光栄です♪

天狗、いいですね~~。
飛べるようになったら、手を振ってくださいね(笑)
だって、好きなんだもん!
by kiki
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
ブログパーツ
検索