観世流仕舞入門 宅稽古①
今日からは、先生のお宅で仕舞を教えていただくことに。

こういうお稽古事は初めてなので、やや緊張してお宅に伺う。もっとも、先生のところにお邪魔するのは、3度目。去年・今年の初謡会でお邪魔したので、場所も雰囲気も覚えがあるので助かった。

冷たいお茶をいただきながら、先生と少しお話しし、それからお稽古へ。

何をやるのかお伺いしたら、やはり基本なので「熊野」を、とおっしゃる。この前までカルチャーでやっていた曲なのだけれど、やはり団体稽古で習うのとはまったく違うようだ。

先生のお宅の稽古場には、能舞台がある。能楽堂の舞台と比べると、橋掛かりなどは狭いようだけれど、三間四方の舞台に上がると、なんだか思わず背筋が伸びる気がする。

まず、舞台に上がって座るところから。舞台の大きさに馴染んでいないので、なかなか位置がつかめない。

そして、曲の最初のシテ謡の部分。能舞台の屋根に声が響いて気持ちがいい。しかし、思いの外、音程が上手く謡えない。これまで教えていただいていたより、やはりずっと丁寧にチェックが入る。一箇所、間違えて覚えていたらしく、どうしてもそこでつまずく。それともうひとつ、母音を丁寧に謡うように指導される。

それから、最初の差込・開き。足の運びと手を挙げるタイミングなど、細かく見ていただく。

全体に、足の運びは荒っぽいようだ。床を削るように、というのはいつも言われることだけれど、特にこの「熊野」などは、大股にならないよう、次の一歩が後ろの足のつま先と重なるくらいの歩幅で。

それから、扇を捨てる動きをもっとゆっくり、そして扇を後ろに向けすぎないよう、下げすぎないよう、何度か注意される。

全体に動きがなめらかではないらしい。まあ、体操のように、次は右手・次は足などと、覚えて動くのが精一杯なので、とても舞という優美さはないのだろう。

腕を上げるときの肘の開き具合。足をかけるとき、もう一方の足のつま先を巻き込むように動かす。舞台前方に進むときはしっかりと、後方へ進むときは吸い込まれるように、スミで止まる左足もしっかりと。

それから、舞台上での位置を意識すること。

覚えていると思った「熊野」でさえこんな調子なのだから、他の曲ではどんなかと思うと先が思いやられるけれど、でもやっぱり面白いなぁ。

いろいろなお能の舞台を観たり、謡を聴いたり、多少はうちでもお稽古したり、もっと雰囲気を出せるようになれたらいいな、というのが現在の野望。
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by kiki_002 | 2009-07-05 23:57 | 習い事など | Trackback | Comments(0)
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