「人間国宝 鹿児島寿蔵展」
2009年 07月 14日
人に薦められて、ある人形作家の展覧会を観に行った。
場所は、新橋の駅近くにある『旧新橋停車場 鉄道歴史展示室』。
こんなところがあるなんて、初めて知ったよ。新橋駅から歩いて5分くらいのところにあって、名前のとおりかつての新橋停車場駅舎を再現した建物。入館料無料で、日本の鉄道発祥地である汐留の歴史や鉄道関係の展示のほか、様々な展覧会を開催しているらしい。
ここで現在行われているのが、「人間国宝 鹿児島寿蔵展」。
鹿児島寿蔵は、明治31年に福岡市博多で生れ、人形制作と短歌の道を両立させた人物。テラコッタから始まり、自分で考案した紙塑人形により人間国宝となる。歌人としても、「アララギ」の同人として繊細で叙情的な歌を多く遺したという。
この展示会では、代表的な紙塑人形35点の他、自詠の歌を書いたものなども展示されている。人形は、神話などを題材にした『古き時代に』、愛らしい子どもたちを人形で創った『幼きものを』、エキゾチックな美女などが並ぶ『異国へ』という3つのテーマに別けてあった。
どの人形も素朴で、しかも格調の高い独特な美意識に溢れており、その繊細な表情に思わず見入ってしまう。
この展示会は入場無料で、休館日は月曜日。展示期間は間もなく終わってしまうが、その前にぜひご覧になってみていただきたい。
「人間国宝 鹿児島寿蔵展」
会 期:2009年4月7日(火)~7月20日(月・祝)
会 場:旧新橋停車場「鉄道歴史展示室」
(JR新橋駅 徒歩5分、都営大江戸線汐留駅 徒歩3分)
開館時間:11:00~18:00(入館は閉館の15分前まで)
休館日:月曜日(但し、祝日の場合は開館、翌日は休館)
場所は、新橋の駅近くにある『旧新橋停車場 鉄道歴史展示室』。
こんなところがあるなんて、初めて知ったよ。新橋駅から歩いて5分くらいのところにあって、名前のとおりかつての新橋停車場駅舎を再現した建物。入館料無料で、日本の鉄道発祥地である汐留の歴史や鉄道関係の展示のほか、様々な展覧会を開催しているらしい。
ここで現在行われているのが、「人間国宝 鹿児島寿蔵展」。
鹿児島寿蔵は、明治31年に福岡市博多で生れ、人形制作と短歌の道を両立させた人物。テラコッタから始まり、自分で考案した紙塑人形により人間国宝となる。歌人としても、「アララギ」の同人として繊細で叙情的な歌を多く遺したという。
この展示会では、代表的な紙塑人形35点の他、自詠の歌を書いたものなども展示されている。人形は、神話などを題材にした『古き時代に』、愛らしい子どもたちを人形で創った『幼きものを』、エキゾチックな美女などが並ぶ『異国へ』という3つのテーマに別けてあった。
どの人形も素朴で、しかも格調の高い独特な美意識に溢れており、その繊細な表情に思わず見入ってしまう。
この展示会は入場無料で、休館日は月曜日。展示期間は間もなく終わってしまうが、その前にぜひご覧になってみていただきたい。
「人間国宝 鹿児島寿蔵展」
会 期:2009年4月7日(火)~7月20日(月・祝)
会 場:旧新橋停車場「鉄道歴史展示室」
(JR新橋駅 徒歩5分、都営大江戸線汐留駅 徒歩3分)
開館時間:11:00~18:00(入館は閉館の15分前まで)
休館日:月曜日(但し、祝日の場合は開館、翌日は休館)
by kiki_002
| 2009-07-14 23:56
| 美術