宇都宮能 観世流
平成20年7月25日(土)13:00~、宇都宮市文化会館にて。

解説:渡辺文雄(栃木県謡曲連盟顧問)

仕舞「花筐(はながたみ)」-狂-
中山清野
地謡:小野栄二、武田友志、坂井音雅、坂井音晴

狂言「佐渡狐」
佐渡の百姓:野村萬斎、越後の百姓:破石晋照、奏者:石田幸雄、後見:時田光洋

-休憩20分-

能「船弁慶」-重キ前後之替 早装束-
前シテ・静御前:坂井音重、後シテ・知盛の怨霊:坂井音隆、子方・義経:観世喜顕
ワキ・弁慶:福王茂十郎
アイ・船頭:石田幸雄

大鼓:柿原崇史、小鼓:鵜澤洋太郎、太鼓:助川浩、笛:一噌隆之

後見:坂井音晴、坂井音雅
地謡:小野寺弘、小野栄二、小久保正雄、安立宏
    長山桂三、馬場正基、浅井文義、武田友志

昨日の芝居の感想もまだ書いていないけれど、とりあえず先に今日観てきた能について。

毎年恒例の宇都宮能は、観世・宝生・喜多と3つの流派で持ち回り。で、今年は観世流。

あら、今年の解説は渡辺文雄氏だわ。元栃木県知事なのだけれど、知事をなさっていた当時から、観世流を習っていらっしゃることは有名だった。そういえば、現知事は喜多流だという噂を聞いた。けっこう栃木県はお能が盛んなんだろうか?

今日は高校生がずいぶん観に来ていて、それを意識した基本的な解説が15分ほど。

仕舞に続いて、狂言は「佐渡狐」。

佐渡に狐はいるのかいないのか。いやこの話の中ではいないんだけど、いる方に賭けてしまったのは萬斎さん演じる佐渡の百姓。審判役の奏者に賄賂を払って、いったんは賭けに勝つものの、結局ぼろが出てしまう。

萬斎さんが演じる人物はリアクションが大きくて、観ていても話がわかりやすい。破石さんは声がよく通っていて、聞いていて気持ちが良かった。

さて、お能。実は昨夜、夜更かしをしてしまい、特に静かに進む前半は、居眠りしてしまいそうになる……というより、ところどころ記憶がない。マズイなぁ……。

「船弁慶」は有名な話だし、お能では初めて観るけれど、歌舞伎では観たことがある。そもそも能の演目だったものを歌舞伎に移したのだろう。歌舞伎の方でも、能の装束とよく似た衣装をつけていたし、前半と後半で主人公が替わったりするのも能の様式だろうし。

間狂言の石田さんの声を聴いていて、(あら?萬斎さんと似ている)と感じた。血縁ではないはずだけれど、同じ師匠についていると、声の出し方などが似てくるんだろうか。

後半、怨霊が出てくると、激しい動きに目を見張る。実はこういうのが好き。子方の義経が凛々しい。長い演目なので、子方は大変だろうなぁ、などついつい思ってしまったり。

最初は着物を着て行こうかと思ったけれど、やめておいてよかった。能楽堂ではなく文化会館だから、カジュアルに半幅帯でもいいか、と思っていたのに、会場でお見かけした着物姿は、皆さんけっこうちゃんとした着こなし。しかも着慣れた様子だったし。男性の着物も何人かお見かけした。やっぱお謡いとかやってる方が多いのかな。
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by kiki_002 | 2009-07-25 23:58 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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