演劇集団キャラメルボックス2009サマーツアー『風を継ぐ者』
平成21年7月24日(金)19:00~、サンシャイン劇場にて。

脚本・演出/成井豊+真柴あずき

出演/
立川迅助:左東広之、小金井兵庫:大内厚雄

沖田総司:畑中智行、土方歳三:三浦剛、三鷹銀太夫:阿部丈二

桃山鳩斎:西川浩幸、つぐみ:實川貴美子、たか子:岡田さつき、
その:渡邊安理

美弥:岡内美喜子、秋吉剣作:石原善暢
小野田鉄馬:小多田直樹

宇部鋼四郎:粟野史浩(文学座)

       ※       ※       ※       

【あらすじ】
元治元年五月。京都壬生村の新選組屯所に、二人の男がやってきた。一人は、足は速いが、剣術も学問もまるでダメな、立川迅助。もう一人は、昌平坂学問所の教授を父に持つ、小金井兵庫。二人は、新選組随一の剣士・沖田総司が率いる、一番隊に配属される。一カ月後、池田屋騒動が勃発。迅助は伝令役として参加するが、彼を助けようとした沖田が、戦いの最中に喀血し、倒れてしまう……。(公式HPより)

       ※       ※       ※       

実は、しばらく前から、キャラメルボックスで時代劇を観てみたいと思っていた。以前の同僚が、キャラメルボックスの時代物が好きだと話していたのを思い出したから。

しかも新撰組。好きなんだよね、歴史に詳しいワケじゃないけど。だいたい新撰組って、小説やマンガや映画、そして舞台でも、題材にされることがすごく多いじゃない?

そして、これはまあ個人的なイメージなので、違うと言われるかもしれないけど、女性の方が新撰組が好きっていう場合が多い気がする。そして、男の人って坂本龍馬が好きだよねぇ。

もうずいぶん前に、舞台を観始めたばかりの夏、続けて3本、新撰組を題材にした舞台を観たことがあった。
つかこうへいさんの「幕末純情伝」(平栗あつみさんと西岡徳馬さんのバージョンね)、劇団誠の「冬の蝉」、そして、劇団の名前は覚えていないけれど、女性ばかりの劇団の確か解散公演だといっていた「沖田総司、参る!」。どれも面白くて、そしてせつない印象的な芝居だった。

今年だって、新撰組の登場する芝居をすでに何本か観たし。

で、今回の芝居。すでにこの劇団で2度上演された定番ともいえる作品を、フレッシュなキャストで上演するのだという。

主人公の迅助は新撰組に憧れて入隊試験を受ける。剣術は下手だけれど、その根性を認められて合格となり、沖田総司率いる1番隊に配属される。

彼と同時に入隊した兵庫は、新撰組の中にいても、客観的な視線でこの組織を見つめている。

彼らの見た新撰組、彼らの見た沖田総司、そして、人を殺すということ、人を愛するということ、そして生きるということについて、爽やかなタッチで描かれている。

京の町で恐れられている新撰組の沖田総司は、やや小柄で明るい笑顔の、まだ少年のような若者だった。彼は近藤や土方への敬愛から、命を投げ出すように戦っているのだ。……もう、こういう雰囲気がねぇ、少女マンガにでもありそうな、女性の好きそうな雰囲気なのよ。

父の診療所を手伝う女性医師と総司の淡い恋。実直で不器用な迅助の走り振り。兵庫の冷めているようで、実は情に厚いところ。

主人公たちの危機とそのときの沖田のとった行動。そして、迅助は……。

青春群像としての新撰組。そして、時代が変わっても、走り続けてきた迅助。

観終わった後なんだか気分がいい、そういう作品だった。東京では、8月9日まで上演だそうなので、新撰組とか好きな方はぜひ。
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by kiki_002 | 2009-07-28 23:56 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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