DVD 劇団扉座「ドリル魂-ガ・ガ・ガ・ガ・ガ-」
今日は第九の練習に行ったので、そのことを書こうかとも思ったけれど、まあ合唱の練習の様子なんてそれほど毎回書くほどのこともないかな……という気もするし。

そこで、数日前に観たDVDの話を。

今月12日に観に行った劇団扉座の「新浄瑠璃 百鬼丸」がとてもよかったので、劇団のHPで発売していたこのDVDを購入し、数日前に観た。

現場ミュージカルということで、工事現場で働く轟組という建設会社の若者たちが、迷ったり、怒ったり、恋したりする様子を、歌やダンスをたっぷり使ってテンポ良く観せていく。

それも、ツルハシやドリルを手に踊ったり、足を踏み鳴らし工具やバケツを打ち鳴らす、STOMPばりのパーカッションがあったり、建設現場の様子を活かしたこの現場ミュージカルは、観ていて気持ちがいい。歌もノリがよくて、観終わった後ついつい鼻歌が出てしまうくらいなのだけど、やはり物語の部分を演じるときの役者さんたちが一番印象に残る。

昔はワルだったけれど、死んだ父親の跡を継いで、轟組を背負ってたっている轟組棟梁 竹松。男っぽい、時代遅れなくらい熱いヤツなんだけど、ちょっと情けないところもあって、可愛げ気のあるいい男。

その親友でドリルの名人、ガン平。ドリルを教えているエリに心を寄せているのだけれど……。

この2人を中心とした轟組の面々に、次々と災難が降りかかってくる。取引先の倒産、工事現場から出てきた頭蓋骨、元受の企業の耐震偽装。けっしてカッコいいとも特別とも言えない人々が、それでも一生懸命生き、自分の仕事への誇りを持って何かを作り上げていこうとする心意気。

終盤、挫折した主人公が歌う「今日生まれたと思え」という曲が好きだ。失敗やトラブルに見舞われ、自分の未熟さに気づいてどん底まで落ち込んでも、「負けのない人生なんかない」んだから、生まれたときのように、ただそのこぶしを握って、また立ち上がるしかない、そういう歌。

その歌のあとのダンスもカッコよくて、でも2時間の舞台のラストにあのダンスは体力的にキツいだろうなぁ、などと思いながらも、見とれてしまう。

2007年4月の初演から、今年の2月には再々演があったという、すでにこの劇団の大切なレパートリーのひとつであろうこの芝居。次に上演されるときには、ぜひ劇場で観られるといいなぁ、と思った。
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by kiki_002 | 2009-07-29 23:57 | 映像 | Trackback | Comments(0)
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