第25回記念足利薪能記念講演第2夜『多僖々狂言』
平成21年9月13日(日)18:00~、足利市鑁阿寺(ばんなじ)境内にて。

ひゃあ、観てきてから1週間以上経っちゃったけど、これもとりあえず覚え書き程度に。


解説/石田幸雄

小舞「景清」後 野村万作

火入れの儀 火入れ乙女(来年成人式を迎える女性5名)

「千鳥」
太郎冠者:野村萬斎、主:深田博治、酒屋:野村万之介

「六地蔵」
すっぱ:野村万作、田舎者:石田幸雄、すっぱ仲間:深田博治、高野和憲、中村修一


足利薪能の25周年記念公演ということで、例年は1夜だけの公演なのだけれど、今年は土曜日に第1夜としてお能と狂言を、第2夜として狂言のみの公演が行われた。第1夜はあいにくの雨で、文化会館での公演となってしまったけれども、自分の訪れた第2夜は幸い天候に恵まれ、風情のある寺の境内での公演となった。

昼間は汗ばむくらいの天気だったのだけれど、日が落ちると急に気温が下がり、羽織るものが欲しいくらいになって、準備のなかった私は同行した友人に上着を貸していただいた(ホント、ありがとう!)。

18時開演でこの演目なら終演は20時前だろうと思っていたら、会場で終演予定時間を見ると、20時半くらいになっている。ん?なんで……、という疑問は始まるとすぐ解決した。

地元主催の行事なので、地元文化協会会長さんやら、来賓として市長さんやら、その上、野村万作さんと萬斎さんの挨拶もあって、そうこうしているうちに、ちょうど日の暮れる時間になってくる。

そういえば手作り感のある地域色の強いイベントで、そういう意味ではなんとなく好感が感じられる。野外ならではの開放感もあるしね。団扇と充実したパンフレットが配られるなども、行き届いていてありがたい。

さて、演目は。

能にもある「景清」の小舞を万作氏が舞う。合戦の場面の緊迫感と格調ある動きを堪能。

萬斎さんの太郎冠者による「千鳥」は、以前にも拝見しているけれど、こういうちゃっかりした役はホントにお手のモノという感じで、安心感のある舞台。千鳥の声や流鏑馬の掛け声など、萬斎さんの深みのある声をしっかり堪能できて満足。

そして「六地蔵」。初めて観る演目で、その話の面白さに笑い転げた。石田さんのトボけた雰囲気と、万作さんのじんわりした(?)小悪党ぶりが楽しく、すっぱの仲間があたふたと走る様子が問答無用に可笑しい。

開放感のある野外のステージで、気持ちよく笑って、いい時間を過ごすことができた。会場を出ると、道の両側に手作りの燈籠が並んで、石畳の通りがいっそう風情のあるものに変わっていた。地元の方々の心づくしに感謝。

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by kiki_002 | 2009-09-21 15:26 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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