横内さんオススメの1冊 「神話の力」
シアターガイドという雑誌を毎月買っている。公演情報やチケット発売情報、話題の舞台の紹介など、舞台関係の情報に加えて、やはり演劇関係の読み物のコーナーなどもある。

一昨日発売になった12月号もさっそくきて買ってパラパラとめくっていたら、『わたしの本棚』というコーナーに横内謙介さんが登場していた。

劇団扉座の主宰で、劇団のほとんどの作品の作・演出を行う他、歌舞伎からテレビドラマまで幅広いジャンルで活躍する横内さんと本との関わり。

子どものころからの読書遍歴と演劇との関係や、若き日の迷いや出会いなどを、ご自宅の本棚やこれまで読んできた本を通して語っていくインタビュー記事。現在稽古真っ最中の「サツキマスの物語」についての話題もあった。

その中で、横内さんが自ら「教科書」と呼ぶ1冊について語る部分が面白い。神話学者のジョーゼフ・キャンベルとビル・モイヤーというTVディレクターの対談録で、「神話の力」という本だ。

……って、あれ?その本、アタシ持ってるような気がする。

本棚をあさると、確かにあった。間違いない、これだわ。本棚でその隣に並んでいるのは、ロジェ・カイヨワの「神話と人間」。そう、神話学とかそういうものにちょっと興味があるのだ。ただしこの「神話と力」はザックリ拾い読みしただけで、きちんと通して読んでない。

横内さんは、その本に厚みが増すほどたくさんの付箋を貼っているらしい。そして、その付箋ひとつにつき1作書けるような言葉があるのだという。

物語の原型としての神話。これまで世界中で書かれてきた多くの物語や現代社会の中で起きている興味深い事件なども、神話から読み解くことができるのかもしれない。

そういえば、夏に観た「新浄瑠璃 百鬼丸」の感想を書いたとき、『神話的な普遍性』という表現を使った覚えがある。まんざら見当違いでもなかったようだと、ちょっとだけ自画自賛してみたり。

とりあえずせっかくなので、この本をちゃんと読んでみようとは思っている。400ページ以上ある分厚いハードカバーなので、電車通勤で読むにはちょっと不便なんだけどね。

ちなみにこの「わたしの本棚」ってコーナー、前号では花組芝居座長の加納幸和さんが登場していた。いやぁ、なかなかツボをついてくるなぁ。

「神話と力」
発行:早川書房
著者:ジョーゼフ・キャンベル、ビル・モイヤーズ
訳者:飛田茂雄

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by kiki_002 | 2009-11-04 23:58 | | Trackback | Comments(4)
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Commented by モトリークルー at 2009-11-05 21:47 x
驚きましたね~。いやはや…。何が驚いたって 神話と力 小生も読みましたよ てか おいらも その本読んで 今 執筆しております。あの 偉大なる「神」 横内謙介先生に 半歩 近づけた そんな 錯覚に 陥りました
Commented by kiki_002 at 2009-11-05 23:28
え~~~!そうなんですか!!
スゴイなぁ。もう偶然っていうより、運命かも?
きっといい作品が出来ますね。がんばってください♪
Commented by モトリークルー at 2009-11-06 00:00 x
( ┰_┰) いえいえ…

神とは 所詮 おむつ…否 おつむの出来が違い過ぎまするよ… 才能~って奴ですか… 欲しいっ!( ┰_┰)
Commented by kiki_002 at 2009-11-06 01:10
もしかするとスゴイ才能が発揮されちゃうかもしれませんよ?
楽しみ~~~♪
だって、好きなんだもん!
by kiki
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