マンガ「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」(4)
原作:京極夏彦
作画:志水アキ
出版社:角川書店
発売日:2010/1/23

とうとう、京極堂が動き出した。

1巻目を読んだときには、この長い小説をマンガで描いていくと、いったい何巻で完結するんだろう、などと心配したけれど。

ふだんは本に埋もれて座り続けている京極堂が動き出せば、物語は結末へとスピードを上げて動き出す。

まずは、魍魎退治の寺田兵衛との対決。あの京極堂が軽やかにマジカルステップを踏む様子は、マンガだからこその楽しみ。

久保竣公の部屋へ警察が踏み込み、木場の旦那は美馬坂と対決するべく、『箱館』へと向かう。

探偵は、小説家と編集者をつれて、やはり『箱館』へ。

そうやって、この物語に関わった人々が次々とそこへ集まり、そしていよいよ京極堂が現れて憑物落としを始める。

重い過去や隠されていた事実が、しだいに明らかにされていき……、それが人々を自由にしていく。

そして、その建物の持つ本当の意味。人間が生きるというのは、どういうことなのか。死なないことと生きていることは違うのか。どんな形でも生は生か。

その忌まわしいひとつの回答が、明確になるのは次の巻になるらしい。

まあ、またしばらくは楽しみに待つことにしよう。
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by kiki_002 | 2010-01-27 23:30 | | Trackback | Comments(0)
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