どこかでくちなしが……
2010年 06月 08日
ここ数日、仕事帰りに駅から家へと向かう途中で、ふと甘い香りに気づく。どこかの家の庭で、くちなしの花が咲いているのだ。
もしかしたらこの世で一番好きな香りは、くちなしの香りかもしれない。とはいえ、その名を冠した香水をいくつ試しても、結局はどこか違う気がするのだけれど。
朝は、あわただしさのせいか、気づかずに通り過ぎる。けれど、1日の終わりが近づく帰宅のころには、その白い花の官能的な香りが、闇をぬってそっと漂ってくる。
それは……甘くて、微かにせつない。
もしかしたらこの世で一番好きな香りは、くちなしの香りかもしれない。とはいえ、その名を冠した香水をいくつ試しても、結局はどこか違う気がするのだけれど。
朝は、あわただしさのせいか、気づかずに通り過ぎる。けれど、1日の終わりが近づく帰宅のころには、その白い花の官能的な香りが、闇をぬってそっと漂ってくる。
それは……甘くて、微かにせつない。
by kiki_002
| 2010-06-08 00:43
| 日々のこと