『ビブリア古書堂の事件手帖』1・2
ビブリア古書堂の事件手帖1~栞子さんと奇妙な客人たち~
ビブリオ古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~

著者:三上延
出版社:㈱アスキー・メディアワークス(メディアワークス文庫)
発行:2011/3/25(19刷 2012/2/7)、2011/10/25(6刷 2012/1/13〉

最初に書店で見かけたときから気になっていたこの本。

舞台が古本屋さんで、推理モノの連作短編っていえば、もうそれだけで好きなタイプの作品だよなぁ、と思っていたのでした。

あちらこちらで推薦本になったり、読んだ方の感想ブログを拝見したりして、ますます気になり、買ってきてみた。

うん、間違いない。たいへん好みのタイプでございました。

連作短編に加えて、安楽椅子探偵、いや、ベッドデティクティブだし。なんとなく恋愛モードもはいってるし。

最近めっきり読書量が落ちてるにも関わらす、2冊するすると読めました。

短編が完全独立じゃなく、有機的につながりあって、大きな流れを創っているところも好きだ。

本の読めない体質(!)の語り手と、超内気だけど本に関係した話題となるとやたら雄弁になる美人古書店主と。

一見体育会系の語り手がなかなかナイーブで、あるトラウマによって本が読めない体質になっちゃったんだけど、いや、だからこそ、かな、本について興味があって、本の話となるととめどなく語ってしまう古書店主との相性はばっちりなのだ。

古書をめぐるささやかな、あるいは個人的な、あるいは、恐ろしい、様々な謎。

その謎ときと併せて、作中で語られる様々な書物が愛しい。

どこか謎めいた古書店主の栞子さんにまつわる様々な出来事や過去が、それぞれの短編をつないでいいく。だから、短篇集とはいえ、これは本に掲載されている順に読んでいきたい。

2冊目のあとがきを読むと、「物語はようやく本編というところ」だとのことなので、まだまだ先があるということだ。これからの展開を楽しみに待つことにしたい。
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by kiki_002 | 2012-05-01 23:58 | | Trackback | Comments(0)
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