「オイディプス王」追記
「オイディプス王」について先日書いた文章を読み返すと、我ながら固いなぁ、と思う。
なにしろこのテンションの高い芝居を自宅の茶の間で観たのだから、
周囲の環境とのあまりのそぐわなさにとまどって、気負ってしまったのかもしれない。
劇場で観たらどう感じただろう、とは考えずにいられない。

最初に通してみた直後はずっしりと重くて、繰り返して観ようとは思わなかったのだが、
気がついてみると、すでに何度か再生している。
そこは自宅で見る映像の手軽さで、シーンによっては早送りしたり、リピートしたりしてしまう。

先に書いた2つのシーンは、重いのだけれどやはり印象的で、繰り返し観ている。
終盤、眼をつぶしてからは観ていてつらいくらいなのだけれど、それでもつい観てしまう。

吉田鋼太郎さんのクレオンが血まみれのオイディプスを自分の上着で覆うところも好きだ。

それと、カーテンコールがとてもいい。

最初に麻実さんが舞台中央で膝を折ってお辞儀するところと、
萬斎さんによりそって、膝をつくところが大好きだ。

萬斎さんと麻実さん、おふたりが真っ白な衣装で並ぶ姿は本当に惚れ惚れしてしまう。
特に萬斎さんは話の終盤ずっと血まみれなので、白い衣装がまぶしく見える。

次はアテネバージョンのDVDを買ってしまおうかと迷っているところだ。
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by kiki_002 | 2007-07-24 08:11 | 映像 | Trackback | Comments(5)
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Commented by kiko at 2007-07-24 22:37 x
コメント送信できず、再度させていただきます。
Commented by kiko at 2007-07-24 23:02 x
アテネ公演は東京と違い、満月の夜、野外劇場でパルテノン神殿を仰ぎ、人間のごうまんさの一方神を畏怖する心がより一層感じられる舞台でした。kikiさんも感じられた悲劇の似合う萬斎さんについては、演出の蜷川さんが「彼は狂っている。古典芸能には邪悪な血が流れている。だから彼にはギリシャ悲劇があっている」と言ってました。そしてkikiさんが「立つべき軸足・・ぶれない印象」と言われて私もそれに同感です。萬斎さんの舞台に臨む心理などとても人間として興味あります。まさに「ドキドキさせられ?」状態です(笑)洞察力するどいkikiさんのお話楽しいです。
Commented by kiki_002 at 2007-07-25 00:39
kikoさま、以前の記事などもお読みくださり、ありがとうございます。
ご覧いただいておわかりのとおり、このところどんどんこのお方に惹かれつつあります。観れば観るほど、不思議な魅力のある方です。
アテネの野外劇場での公演、満月だったんですね。あの物語には、月の光が似合いそうです。観てみたかったなぁ。
Commented by 向日葵 at 2007-07-31 22:33 x
アテネ版はビデオでもただならぬ臨場感があります。公演日が満月だったと聞き、なるほどと納得!月を味方につけてしまうのも萬斎さんの力でしょうね。
Commented by kiki_002 at 2007-08-01 01:07
やはりアテネバージョンのDVDも買わないとダメかしら(笑)。
初演のものも充分インパクトありましたけどね~。
だって、好きなんだもん!
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