第39回 野村狂言座
8月22日18:30~、宝生能楽堂にて。

久しぶりの(いや、そうでもないかな?)萬斎さん関係。
こういう狂言だけの会は初めてだが、客層は比較的若い人が多く、カジュアルな雰囲気。

「水掛聟」
舅:石田幸雄、聟:高野和憲、妻:竹山悠樹

「盆山」
男:野村遼太、何某:野村万之介

「膏薬煉」
上方の膏薬煉:野村万作、鎌倉の膏薬煉:野村萬斎

素囃子「神舞」
大鼓:原岡一之、小鼓:森澤勇司、大鼓:小寺真佐人、笛:成田寛人

「薬水」
祖父:野村萬斎、所の者:竹山悠樹、祖父:深田博治、祖父:高野和憲、祖父:月崎晴夫

最初の「水掛聟」、聟と舅のなんとなくありそうな会話がおかしい。
「この前の寄り合いはどうだった?」「あれ?そういえばお義父さん、なんでこなかったんです?」「いやちょっと用があって。で、雨乞いはどうするか決まったか?」みたいな。

深刻なはずの水争いだが、身内同士のためか、どこかのどかな感じ。
石田さんのセリフがとても聞き取りやすくていい。

「盆山」は、流行の盆山が欲しくて忍び込んだ男を、見つけた何某がからかう話。
若い遼太くんと万之介さんの組み合わせがなんだか楽しい。
鯛の鳴き声(!)には笑った。

「膏薬煉」が始まり、萬斎さんが舞台に出てくる。それだけで、パッと舞台が明るくなる気がした。
先月末に拝見したときより、ちょっと髪が長いかな、などと、すっかりファンモード。

名人を自認する2人の膏薬煉がどちらが上か競う話。2人の自慢話の荒唐無稽さがおかしい。
膏薬の吸い比べをするとき顔に短冊を張るのだが、どうやら萬斎さんの短冊がうまくつかなかったらしく、しきりに気にしている感じがちょっとかわいい。

素囃子「神舞」からそのまま「薬水」へ。

ぞろぞろと並んで老人が出てくる感じが面白い。
不老不死の泉の水を飲む老人たち。飲むほどに若返る不思議な泉。
白いヒゲが黒くなり、白髪が黒くなり、曲がっていた腰ものびる。

老人役の4人は面をつけて演じていた。そういえば、狂言で面を使うのを観たのは始めてだ。

狂言ばかりの2時間、あっという間に終わってしまった気がする。あ~、面白かった♪
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by kiki_002 | 2007-08-23 23:51 | 舞台 | Trackback | Comments(3)
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Commented by miyariver at 2007-08-24 01:44
kikiサマ
こんばんは。狂言は舞台と違って敷居が高そうです。あまりに無知なので、質問です! 歌舞伎や能は何を話しているのかわからないと思うのですが(もうここから違います?)、狂言は聞いていて意味がわかるのでしょうか? 好奇心は旺盛なので、知らない世界の話を聞くとワクワクしてしまいます。
Commented by kiki_002 at 2007-08-24 07:01
確かに、能は聞いているだけでは何を言っているかはわかりませんよね。恥ずかしながら観るたびに眠くなるのはそのためだと思います。(いや次はもっと予習してから観ます……)
それと比べると、狂言はずいぶんわかりやすいと思います。独特の抑揚はありますが、話し言葉に近い感じです。
歌舞伎は演目にもよりますが、初めはイヤホンガイドをかりたりするとわかりやすいかもしれません。でもテレビの時代劇とそんなに変わらないくらい(?)わかりやすいものもあります♪
Commented by miyariver at 2007-08-25 02:01
kikiサマ
こんばんは。なるほどー!勉強になります。狂言は能に近いものとおもっていたのですが、かなりわかりやすいのですね! 歌舞伎は実は観にいったことがあり、イヤホンガイドも体験しました。当時はまだ意味がわからなかったですが、10年以上経つので、そろそろ魅力がわかるかもしれないです。今度挑戦してみます。
だって、好きなんだもん!
by kiki
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