スピンオフ
『スピンオフ』とは、既存の作品の脇役のひとりに焦点を当てて主人公とし、別の作品を作ること、または作った作品。通常、元の作品と同じ設定や世界観を用いる。外伝。

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先日、劇団しゅうくりー夢の「FLY ME TO THE MOON」というシナリオを読んだ。これは、2003年に上演された作品で、残念ながら劇場で観ることができなかったため、あとからビデオとシナリオを買ったもの。すでにビデオを観てシナリオも読んだのだけれど、なにげなく読み始めたら面白くて、つい最後まで読み返してしまった。

どんな話かというと、私立探偵である「冴羽裕」とその助手「越場のえ」(冴羽とは小学校5年で出会って以来の腐れ縁。女性とはいえ冴羽より強い)が、覚せい剤や中国マフィア、ホストクラブなどをめぐる事件に挑む……というとガチガチのハードボイルドのようだけれど、それと平行してのえの見合い話が進んだり、女子高生の新聞部員が取材に来たりと多彩なストーリー。

そこに、中国人の元歌手、麗華と彼女にぞっこんのバーテンダーのいるなじみのバーやたたき上げのベテラン刑事と若くて優秀な新人刑事のコンビなどが絡んでくる。

1999年の「我不忘愛君」という作品の続編で、けっこう登場人物などもダブっている。それ以前にも関連作品があるらしいのだけれど、舞台でも映像でも観られなかったので、詳しくはわからない。

で、この「FLY ME~」では、敵役の2人がなんとも印象的だった。
横井さん演じる片桐は目的のためならどんな酷い手段もとれる男なのに、ただ立ち上がるだけでも妖しいくらい色っぽいし、島田さんの演じるホストの直也はどっから見ても女性の敵なのに、ちょっと口説かれてみたいと思わせるような雰囲気があるし。

いやこれは、シナリオだけでなく先に映像を観ているから、ということもあるかもしれない。やっぱり、舞台で観たかったなぁ。

ところで、先月のしゅうくりー夢第43回公演千秋楽のカーテンコールで、次回作の予告編をやった。次回、2008年2月公演はどうやらのこの私立探偵冴羽裕シリーズのスピンオフらしい。題して、「女探偵 冴羽優羽(仮)」。キャッチフレーズ(?)は、『子持ち、酒好き、無駄に巨乳』。冴羽裕の母親が主人公で、「FLY ME TO THE MOON」より26年前の話。

座長の環さんがカッコいい女探偵、で、横井さんがその相手役(たぶん)。8月公演の「Guard of PRINCESS ~5人いるんだからなんとかなる!~」では、熱血で元気印のアパッシオだったのに、予告編ではアンニュイな感じ。あのギャップはもう、さすがとしか言いようがない。

2月なんてまだしばらく先なのに、なんだかすっかり待ち遠しくなってしまった。
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by kiki_002 | 2007-09-18 23:33 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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