劇工房月ともぐら vol.8 『夏の夜の夢』
2007年9月22日(土)18:30~、池袋シアターグリーン BOX in BOX THEATERにて。

原作/W・シェイクスピア
演出/春芳、我古也
出演/シーシュース:佐藤宇、イージーアス:長原弘幸、ライサンダー:植田真基、ディミートリアス:藤波瞬平、クインス:萩原貴之、スナッグ:亀田真二郎、ボトム:浅井伸治、フルート:増田あゆみ、スターヴリング:櫻井俊輔、ヒポリタ:牧田みどり、ハーミア:本多由佳、ヘレナ:宇都美由樹、オーベロン:我古也、タイテーニア:山本あんり、パック:春芳、豆の花:岩畑里沙、蜘蛛の糸:佐藤ひろみ、蛾の羽根:佐野裕美、芥子の種:長原弘幸、とかげの精:佐藤宇

シアターコクーンで「ドラクル」を観た後、急いで池袋へ。友人と友人の子ども(中学生と小学生)と合流して、一緒に観劇。子どもたちには、セリフなど少し難しいかな?とも思ったが、けっこう面白そうに観ていた。

ハーミアという娘をめぐって争う婚約者ディミートリアスと恋人ライサンダー。ディミートリアスを慕うヘレナ。4人の若い男女はある夜、アテネの深い森へ迷い込む。

この4人が、妖精たちの王と女王の争いに端を発した騒ぎに巻き込まれ、2組のカップルに収まるまでの一夜の喜劇。そして、公爵と彼ら4人、併せて3組の婚礼と村の職人達による芝居の上演。すべては、夏の夜が見せる幻か。

この物語の中で、これまでディミートリアスはあまり好きではなかったのだが、今回演じていた藤波瞬平さんは清潔な美しさがあって、ヘレナに冷たく接するときも、男の傲慢さではなく若さゆえの潔癖さを感じさせる。それゆえ、夜が明けて、夢から覚めたような2組の恋人達の幸福を素直に祝福したい気持ちになった。

それから印象的だったのは妖精の女王タイテーニア。衣装もメイクも幻想的で、妖精の女王にふさわしく気位の高さを感じさせる美しさだった。ただ、中学生の男子と一緒に観ていたので、露出度の高い衣装になんとなくドギマギしてしまった。

イタズラな妖精パックの神出鬼没な活躍やお調子者の職人ボトムなど、おなじみの登場人物がわかりやすく演じられ、深い森へ迷い込んだ人間と妖精たちの不思議な夜をともに過ごした気分になった。
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by kiki_002 | 2007-09-24 23:49 | 舞台 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 向日葵 at 2007-09-27 22:41 x
シェイクスピアものって、演じる役者さんにより印象がだいぶかわりますね。楽しそうな夏の夜ですね。
Commented by kiki_002 at 2007-09-28 00:17
今年もあちこちでシェイクスピアの作品が上演されていますが、何百年も前に書かれたとは思えないところが不思議ですよね。
この「夏の夜の夢」、幻想的でかわいらしかったです。
Commented by 時の娘 at 2007-10-18 21:20 x
その節は大変お世話になりました。タイテーニアの装いは生々しくないエロティックさで天野喜孝画集が再現されたような錯覚に。息子も綺麗と思っていたことでしょう。また良いお芝居観にいきましょう。
さてこんどこそupできるか…!?
Commented by kiki_002 at 2007-10-19 07:02
時の娘さま
なるほど、確かに天野喜孝さんの描く絵に似た雰囲気がありましたね!この舞台、池袋演劇祭で優秀賞を受賞したらしいので、来年再演の可能性もあります。そうしたらまた観に行きましょうか。
他にも良さそうな舞台がありましたらお誘いしますね♪
だって、好きなんだもん!
by kiki
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