第19回「万之介狂言の会」
11月23日(祝)14:30~、国立能楽堂にて。

「入間川」
大名:野村万之介、太郎冠者:高野和憲、入間の何某:石田幸雄、

聟:高野和憲、妻:竹山悠樹

「菊の花」
太郎冠者:野村万作、主:深田博治

素囃子「楽」
大鼓:安福光雄、小鼓:鳥山直也、太鼓:小寺真佐人、笛:栗林祐輔

「鬮罪人」
太郎冠者:野村萬斎、主:野村万之介、立衆:石田幸雄、立衆:深田博治、立衆:高野和憲、立衆:月崎晴夫、立衆:福田成生

木曜時代劇の収録が始まったため、今月は萬斎さんの舞台が少ない。その数少ない貴重な舞台、無事にチケットをゲットしたのに、いつも一緒に行く友人が都合が悪くてどうしても行けなくなってしまった。で、別の友人を誘って観に行くことに。

生まれて初めて能楽を観たのは10数年前、由緒あるお寺での薪能だった。場所や雰囲気にも風情があって美しかったのだけれど、お能は難しく感じられた。たぶん、ほとんど内容も理解できなかっただろう。ただ、そのときの狂言が「入間川」だったことは覚えている。こちらはなんとなく会話の意味も追えたし、面白かったような記憶がある。

で、その思い出の(?)「入間川」。京都から故郷へ向かう途中、入間川に通りかかった大名が、入間では逆さ言葉を使う、と聞いていたことから起こる騒動。人がいいのか悪いのかわからない、とぼけた大名と、ちゃっかりしているのかしていないのかよくわからない、入間の何某のやりとりが面白い。

万作さんの太郎冠者で「菊の花」。主人に断らずに京都見物をしてきた太郎冠者。主に尋ねられて話すどこかとんちんかんな京都の土産話。

素囃子の後は、「鬮罪人」。祇園祭の山車の当番にあたっているので、町内から皆が集まって出し物を工夫する際の、厳格な主とでしゃばりな太郎冠者のやり取り。飄々とした印象の強い万之介さんがここでは厳しい主人を演じていて、お茶目な太郎冠者との駆け引きが楽しい。

出し物の稽古で、鬼の面と装束をつけて舞う萬斎さんが素敵なのだけれど、主に睨まれてへっぴり腰になったりするのが、可笑しい。

同行した友人に、「やっぱり萬斎さんは華があるね。舞台に登場すると場が明るくなる気がする」と言われてけっこううれしかった。
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by kiki_002 | 2007-11-25 08:25 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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