『きもの、着ようよ!』
著者:平野 恵理子
出版社: 筑摩書房 (ちくま文庫)
発売日: 2008/3/10

最近、周囲に着物を着る人が増えている。

それでも、少し前までは、自分で着物を着たいとか、着物が欲しいとか、思ったことはなかったのだけれど。どうしてだろう、このところ急激に着物に興味がわいてきた。

しかも先日、着付けを習い始めたばかりの友人と浅草に出かけたとき、和装小物のお店を一緒にハシゴして、帯揚げやら帯締めやらを眺めたのが意外に面白かったりしたので、ますます気になってきた。

とはいえ、これまでの人生で着物を着たのが七五三と成人式、それから今年1月の初謡会を入れても5回くらいというレベルなので、帯揚げと帯締めの区別もつかない。せっかく興味がわいてきたのだから、と入門書のたぐいを買ってきて眺めたりしているのだけれど、やっぱり実際に着てみないと覚えられないよなぁ……と思っていた。

そんな中、この『きもの、着ようよ!』は、なんともタイムリーだった。

文庫になったばかりなので、本屋で平積みになっていたを手に取ってみると、着物の生地や帯の種類、季節の決まりごとなどがカワイらしいイラスト入りで解説されている。

着物に詳しい方にはいまさらだろうし、興味のない方には面白く感じられないかもしれないけれど、関心を持ち始めて、なんとなく言葉は知っていたり、聞いたことがあったりするくらいの自分にはピッタリだった。

着物の種類や格、いろいろな織りや染め、帯や足袋やその他の小物、着物を着るときに下に着るものなど、わかりやすく面白く書かれている。

そして何より気に入ったのは、この著者はいろいろな説明をしながらも、こうでなくてはいけない、と決め付けたりせず、できるだけ楽しくラクに着ることを考えている点だ。改まったお出かけでなく、普通に家で着たり、友人と食事するときに着て行ったり、そういう着物もいいな、と思える。

ついつい自分でも着物を着たくなって、読み終えてすぐ手軽に着ることのできそうな着物をネットで購入しそうになってしまった。(途中で我に返って、誰かに相談してから買うことにしたけれど)
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by kiki_002 | 2008-03-22 21:48 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by kiko at 2008-03-22 23:14 x
お着物は日本の素敵な民族衣装・・。ぜひ習得され、楽しんでください。娘や外国の方々には時々私が着せたりしますが、私自身はつい行動しやすいお洋服になってしまいます。ゆかたから始めると裾捌きなど慣れるかもしれませんね。「身毒丸」・・舞台の様子を読む前に、kiki会場に間に合うか・・でドキドキしました(笑)娘も「春琴」を観た後のせいか真逆だと言って、かなりサイケ(死語?)に感じたみたいです。kikiさんのお話に恐そうだけど(娘曰く、白石さんの顔も恐かった・・)また違った面白さがありそうなので楽しみです!昼公演でよかった(笑)それから「インディゴ」・・・絵の具にもこの色はあり、複雑な深い濃いブルーです。そんな夜のイメージなのかな・・と思いました。
Commented by kiki_002 at 2008-03-23 00:11
kikoさまは、着物もお詳しそうですね。私もせめて自分で着ることができるようになりたいと思います。
「身毒丸」は素敵でしたよ。好みもあるでしょうが、猥雑で妖しくて、観ていて絵になる場面が続きました。音楽の使い方も面白かったです。
「インディゴの夜」は、文庫版の装丁にその色を使っていて、作品のイメージとよく似合ってました。
だって、好きなんだもん!
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