花組芝居「怪談牡丹燈籠」2回目
平成20年9月10日14:00~、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて。

原作/三遊亭円朝
脚本・演出/加納幸和

出演/
三遊亭円朝:桂憲一、

飯島平左衛門:水下きよし、家来藤助:二瓶拓也、
黒川孝蔵:北沢洋、

娘お露:大井靖彦、女中お米:磯村智彦、
妾お国:八代進一、

飯島の草履取り孝助:丸川敬之、
若党源助:横道毅、女中お竹:嶋倉雷象、女中お君:松原綾央、

旗本宮野辺次男源次郎:各務立基、
若党相助:松原綾央、田中の中間亀蔵:横道毅、

相川新五兵衛:原川浩明、娘お徳:堀越涼、お徳の婆や:北沢洋、

医師山本志丈:谷山知宏、浪人萩原新三郎:美斉津恵友、
伴蔵:小林大介、女房お峰:加納幸和、下女お増:二瓶拓也

白翁堂勇斎:山下禎啓、新幡隋院良石和尚;溝口健二、

孝助母おりえ:高荷邦彦、荒物越後屋五郎三郎:嶋倉雷象


さて、遅い夏休みをとって花組芝居「牡丹燈籠」2回目の観劇。

どこがどう違う……のかはわからないけれど、なんだか前回よりいっそう面白くなった気がする。小ネタがそのつどツボにはまる。テンポがますますよくなっている。もう一度週末に観るのが楽しみだ。

上にあげた多くの登場人物のうち、印象的なのは伴蔵とお峰夫婦だろう。前半の軽みといい、後半の凄味といい、魅力的な色悪の伴蔵。DM詰めの内職をしたり資源ゴミの分別したり、甲斐甲斐しい世話女房振りに可愛げと色気のあるお峰。この2人、金に目がくらんで新三郎を裏切ったり、やってることはえげつないのに、なんとなく憎めない。

飯島平左衛門はどうみてもカッコいい役だが、冒頭の孝蔵を殺す場面で、買おうとしている刀の切れ味を喜ぶように笑ったような気がした。孝蔵の息子孝助に仇として討たれようと考えていたのは、どこかにそんな後ろめたさがあったのかもしれない。

お国のしごけない着物の着こなしや(そこか?)、良石和尚のいかにも常人離れした雰囲気など、本当にどの登場人物も個性的で飽きさせない。

お目当ての堀越涼さん演じるお徳は、うら若く純情な娘……なのだけれど、エキセントリックでどこか噛み合わない雰囲気が目を引いた。

時代劇とそぐわない数々の小道具やさまざまなネタが何度も笑いを誘い、深刻な復讐劇の暗さを救っていた。

背景に描かれた牡丹の花のように、丁寧な華やかさが舞台をおおっていたような気がする。
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by kiki_002 | 2008-09-10 23:21 | 舞台 | Trackback | Comments(2)
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Commented by MABO紫 at 2008-09-11 08:37 x
こんにちわ(^-^)2回目見に行かれたのですね。少し日にちがあくと、また違った目線で見れるような気がして楽しいですよね♪今回の堀越さんの役、かわいくておもしろくて好きです。
Commented by kiki_002 at 2008-09-11 22:22
MABO紫さん、こんばんは!
そうですね、日をおいて観ると印象が変わったりして、楽しいです。
堀越さんのお徳、いい味出してますよね。かわいいのにどこか変…な感じがたまりません♪
だって、好きなんだもん!
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