花組芝居「怪談牡丹燈籠」3回目
平成20年9月14日18:00~、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて。

昨日観た順序とは逆になるが、これまでの流れもあるので、ソワレで観てきた「怪談牡丹燈籠」の感想を先に書いておく。

これで3回目となる花組芝居の「怪談牡丹燈籠」。前の2回と違って、今度は原作を読んでからの観劇。そしてアフタートーク付き。

1度目より2度目の方がテンポよく感じられたが、3度目はなんというか、舞台上で役者さんたちがこれまでより楽しんでいるように感じられた。アドリブや日替わりネタが炸裂し、これまで登場のなかったシーンで登場する方がいたり。

そして、原作の雰囲気や流れをうまく活かした芝居ではあるけれど、改めてそれぞれの違いに気づいたり。

原作との違いというなら、たとえばお米。落語や本でこの話を知っている方は、まさかアントニオ猪木さんのモノマネをするお米を想像できまい。

それから、お徳が原作とはずいぶん印象の違うキャラクターになっていたが、こういうのって、どの程度役者さんが考えてどの程度演出家が考えるんだろう?気になる……。

あ、タイトルロール(爆)の牡丹燈籠。あの役は……っていうか、あれを役者にやらせるなんて、いったいどうやって思いつくのやら。脚本・演出の加納さんの頭の中をのぞいてみたい。

ラストの仇討ちを果たすシーンは、原作に忠実ではあるものの、文字で読んだり、言葉で聞くのとは段違いのインパクトある場面となっている。生首の髪をくわえて口から下げ、片手にも生首、もう一方の手には大刀を掲げて、仁王立ちになった孝助の迫力に、もう一方の筋立てがどんな結末だったか、どうにも印象が薄くなってしまう。

そういえば伴蔵は、さっき捕方に囲まれて捕まったんだったっけ……と、3回目にしてやっとちゃんと認識した。ヘリ音もカッコいい、ルパン3世のようなアクションシーンだったのだが。

アフタートークのゲストは、以前花組芝居の座員だった木原実さんと小森谷徹さん。そして、加納座長と植本さんがお相手、というか植本さんが進行という役回り。で、水下さんがカメラマン。フレンドリーな雰囲気で、思い出話や今回の公演への感想など、約20分ほどのイベントだったが、なかなか楽しかった。

アフタートークを聞いて、この劇団の長い歴史を思い、これからの行く末を見守っていきたいような気分になったのは、まさに相手の思うツボ……というものかもしれない。
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by kiki_002 | 2008-09-15 21:34 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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