劇工房月ともぐら vol.9 『夏の夜の夢』
平成20年9月14日(日)13:00~、豊島区立南大塚ホールにて。

原作/W・シェイクスピア
訳/小田島雄志
演出/春芳、我古也

出演/シーシュース:佐藤宇、イージーアス:浅井伸治、
ライサンダー:植田真基、ディミートリアス:藤波瞬平、
クインス:萩原貴之、スナッグ:北島宏章、ボトム:長原弘幸、
フルート:増田あゆみ、スターヴリング:櫻井俊輔、
ヒポリタ:牧田みどり、ハーミア:本多由佳、ヘレナ:宇都美由樹、
オーベロン:我古也、タイテーニア:山本あんり、パック:春芳、
豆の花:岩畑里沙、蜘蛛の糸:佐藤ひろみ、蛾の羽根:佐野裕美、
芥子の種:浅井伸治、とかげの精:佐藤宇

昨年9月に上演されたときも観に行ったこの芝居、池袋演劇祭で2007年度の優秀賞を受賞し、再演されることになったらしい。

もちろん内容は、ご存知シェークスピアの名作喜劇。4人の若い男女と妖精たちが織り成す一夜の浮かれ騒ぎ。そこへ公爵とその花嫁や村の職人たちが入り混じり……。

再演ということで、どうしても昨年の作品と比べてしまうが、まずひとつ目に付く変化は『歌と踊り』である。今回の舞台では、いろいろな場面で歌がうたわれ、それに合わせて踊ったり、浮かれ騒いだりする感じが物語とよく合って、雰囲気を盛り上げていた。

妖精たちはますます華やかに、なまめかしく。特に妖精の女王タイテーニアは昨年同様いやらしくない妖艶さで、観客を魅了していた。いやぁ、ホント綺麗でした。

そして、4人の若者たち。え~~っと(汗)。去年よりずいぶん情熱的かつエロくなっていた。うわぁ、今年は子ども連れでなくてよかったなぁ。去年は友人が子どもを連れてきていたので、なまめかしい妖精の女王の姿に、中学生の男子がどう思ったか気になったりしていたのだが。

たとえば、ライサンダーとディミートリアスがヘレナを争う場面では、ライサンダーに抱きすくめられるヘレナの脚にディミートリアスがすがりついて接吻し、2人でヘレナを押し倒さんばかりの勢いだったり。

観ていてふと思ったのは、ディミトーリアス役の藤波さんが演じる「身毒丸」なんていいんじゃないかな、ってこと。ちょっと古風な感じのまだ少年らしい清廉さと、それなのになぜかやたら色っぽいあの役。似合うような気がするけど。

いや、話が逸れてしまった。

もちろんオーベロンのややコミカルな貫禄とイタズラもののパックの活き活きとしたようすも、ますます印象的だった。

そうそう今回は、インドの子どもがちゃんと登場していた。(前回は確か人形だった気がする)妖精の王と女王の争いの原因となってもおかしくない可愛らしい子どもだった。

最後は全員で舞台中で踊るにぎやかな幕切れ。まさしくタイトルにふさわしい、一夜の夢のような舞台だった。
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by kiki_002 | 2008-09-16 23:51 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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