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謡曲と映画
毎年、県の芸術祭というのがあって、要は地元のアマチュアの発表会なのだけれど、そのメニューのひとつに「謡曲大会」がある。

謡曲とか謡(うたい)というのは、お能のいわば脚本部分をフシをつけて朗読するようなモノだ。お稽古事としてはけっこう古くから広まっていたようだけれど、まあ今の時代、地味な印象は免れないだろう。

それでも、午前10時から午後4時半くらいまで、県内各地・各流派の方が集まって、発表していくのを見ると、けっこうこういうことをやってる方も多いんだなぁ、という気がする。

まあ、自分もせっせと(?)仕舞のお稽古に通っているのだから、もちろん人のことを物好きとか言う訳にはいかない。

謡曲が言葉の部分なら、仕舞はお能の舞の一部分で、動きのある部分を切り取って舞うため、けっこう観ていても面白いと思う。

謡曲大会では、もちろんお謡がメインだけれど、仕舞の発表も少しはあって、自分の教えていただいている先生の教え子も数人登場するということで、観に行った。

目当ての仕舞は、大会の最後の部分に3人出演することになっている。

最初は、小学生の男の子が舞う「春日龍神」。風情というにはまだ幼いけれど、けっこう激しい動きもある舞をキビキビと舞っていく。

次は男性の舞う「屋島」。勇ましい合戦の様子を、まだお若い男性が舞うことで、力強く爽やかに感じられ、観ていて気持ちがいい。

最後には、若い女性が「玉鬘」を舞った。華やかさやしなかやさと同時に、やはり力強さもあり、最後を飾るのにふさわしい舞だったと思う。

こういうのを見ると、自分のお稽古もがんばらなくちゃなぁ、という気分になる。

ご挨拶だけ済ませて、そのまま映画館へ向かう。「サイドウェイズ」という映画、観たいと思っていたのに、今度の金曜までの上映のようだったので。

小日向文世さん、生瀬勝久さん、鈴木京香さん、菊池凛子さんっていうメインキャストの顔ぶれがなんとも好み。

急いで生きるだけが、人生じゃないよね、寄り道するのもいいもんだ。そんなイメージの大人のおとぎ話。

詳しい感想は、例によって近日中に。相変わらず、遊んでばっかりの1日。まあ、見逃しといてください。
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by kiki_002 | 2009-11-16 01:32 | 映像 | Trackback | Comments(4)
ドラマ2つ
秋の新番組も出揃ってきたころだろうか?最近あまりテレビを観ないので、ちゃんと把握してないけれど、たぶんそろそろそういう時期だろうと思う。

そんな中、しばらくぶりに連ドラにチャンネルを合わせた。

「嬢王 Virgin」の第3話と「サムライ・ハイスクール」の第1話。どちらも、扉座の累央さんが出演されるということで。

「嬢王」の方は、キャバクラの女の子たちが嬢王の称号と1億円の賞金を目指していろいろとガンバる話なんだけど、そうなると舞台はキャバクラで、主要な登場人物はそこで働く人たち。となると、お目当ての累央さんは、店に来ている客、といったところだろうか、などと思いながら観ていた。

予想通り、キャバクラの客の役。とはいってもいろいろあるけど、今回のストーリーに絡んでくる客3人の中の1人。いくつもの場面に登場されたし、セリフもけっこうあるし、何より、遊びなれたダンディな大人の役で、渋い雰囲気が素敵だった。それと、舞台での印象よりやや低い深みのある声が印象に残った。

「サムライ・ハイスクール」の方は、人気のある若い俳優さんが気の弱い高校生と彼にとりついた(?)同姓同名のサムライとを演じ分ける話題の作品。こちらは、たぶん「嬢王」ほどの出番はないだろう……と思っていたら、これも予想通り、ワンシーンのみのご出演だった。でも、主人公たちと言葉を交わしたり、スーツにネクタイ姿でキッチリ映ってらっしゃったりしたので、まあ満足。

連続モノのドラマって、観始めるとけっこう続きが気になるものだ。こういうきっかけでも、たぶんなんとなく次回も観てしまいそうな気がする。
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by kiki_002 | 2009-10-17 23:59 | 映像 | Trackback | Comments(2)
「宇宙戦艦ヤマトⅢ」
スカパーで、5話連続放送中。

改めて観ると、戦闘場面ばかりじゃなく日常の描写もけっこう多く、生活色が出ていて面白い。でも、誰かが「古代艦長!」と呼ぶたびになんとなく違和感を感じてしまう。

やっぱり艦長といえば沖田艦長だよなぁ……なんてこと言ってると、歳がバレるね。

そういえば、また今年映画をやるって?それと実写版もあるらしい。だけど、観に行くかどうかは、う~~ん、微妙かも。

映画『宇宙戦艦ヤマト・復活篇』は12月12日公開。実写版映画『宇宙戦艦ヤマト』は2010年12月公開予定。
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by kiki_002 | 2009-09-29 23:57 | 映像 | Trackback | Comments(0)
DVD 劇団扉座「ドリル魂-ガ・ガ・ガ・ガ・ガ-」
今日は第九の練習に行ったので、そのことを書こうかとも思ったけれど、まあ合唱の練習の様子なんてそれほど毎回書くほどのこともないかな……という気もするし。

そこで、数日前に観たDVDの話を。

今月12日に観に行った劇団扉座の「新浄瑠璃 百鬼丸」がとてもよかったので、劇団のHPで発売していたこのDVDを購入し、数日前に観た。

現場ミュージカルということで、工事現場で働く轟組という建設会社の若者たちが、迷ったり、怒ったり、恋したりする様子を、歌やダンスをたっぷり使ってテンポ良く観せていく。

それも、ツルハシやドリルを手に踊ったり、足を踏み鳴らし工具やバケツを打ち鳴らす、STOMPばりのパーカッションがあったり、建設現場の様子を活かしたこの現場ミュージカルは、観ていて気持ちがいい。歌もノリがよくて、観終わった後ついつい鼻歌が出てしまうくらいなのだけど、やはり物語の部分を演じるときの役者さんたちが一番印象に残る。

昔はワルだったけれど、死んだ父親の跡を継いで、轟組を背負ってたっている轟組棟梁 竹松。男っぽい、時代遅れなくらい熱いヤツなんだけど、ちょっと情けないところもあって、可愛げ気のあるいい男。

その親友でドリルの名人、ガン平。ドリルを教えているエリに心を寄せているのだけれど……。

この2人を中心とした轟組の面々に、次々と災難が降りかかってくる。取引先の倒産、工事現場から出てきた頭蓋骨、元受の企業の耐震偽装。けっしてカッコいいとも特別とも言えない人々が、それでも一生懸命生き、自分の仕事への誇りを持って何かを作り上げていこうとする心意気。

終盤、挫折した主人公が歌う「今日生まれたと思え」という曲が好きだ。失敗やトラブルに見舞われ、自分の未熟さに気づいてどん底まで落ち込んでも、「負けのない人生なんかない」んだから、生まれたときのように、ただそのこぶしを握って、また立ち上がるしかない、そういう歌。

その歌のあとのダンスもカッコよくて、でも2時間の舞台のラストにあのダンスは体力的にキツいだろうなぁ、などと思いながらも、見とれてしまう。

2007年4月の初演から、今年の2月には再々演があったという、すでにこの劇団の大切なレパートリーのひとつであろうこの芝居。次に上演されるときには、ぜひ劇場で観られるといいなぁ、と思った。
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by kiki_002 | 2009-07-29 23:57 | 映像 | Trackback | Comments(0)
『スーパースキャンダル』
1996年に公開された映画。と言っても、公開当時ではなく、後からビデオで観たのだけれど。

監督は岡村俊一さん。で、主演は稲垣吾郎さん。

アイドル映画だと思って観始めて、いや確かにそうなんだけど、でも実際に観たら、エンディングで流れる浜田省吾さんの「路地裏の少年」のイメージにピッタリな、微かにほろ苦い青春映画だった。

稲垣さんは、珍しくちょっとヤンチャな感じが新鮮で、売れないタレントが映画の主役に抜擢され、さまざまなトラブルやスキャンダルに遭遇しながら、しだいに成長していく様子を瑞々しく演じていた。

なかでも、映画のワンシーンの撮影が上手くいかなくて、何度も何度も取り直す場面が印象的だった。

で、この映画が、DVDとなって発売されるらしい。うわぁ、これは買っちゃうかもなぁ。

とりあえず発売は7月31日。その前に思わずAmazonで予約を入れちゃいそうな気がする。
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by kiki_002 | 2009-07-03 23:57 | 映像 | Trackback | Comments(0)
「ROOKIES」について、いくつか書いておきたいこと
結局、土曜日の昼頃に映画版を観た後、CSでまたドラマ版の一挙放送をやってたのを観てしまったし。日曜日にはその続きを観ちゃったし。そんな具合でどっぷりハマってるっていうのに、なんとなく照れくさくて職場とかではあまり語れないし。

だからねぇ、やっぱりここでもう一度、ドラマと映画を含めた感想などを書いておきたいんだよね。


友情とか、勇気とか、勝利とか、まるで週刊少年ジャンプのテーマみたいな言葉がこんなに似合う物語なんて、本当に久しぶりだった。熱血教師と不良少年がスポーツを通して理解し合っていくなんて、まるで大昔の学園ドラマみたいだ。

なのにそれが、どうしてこんなに沁みてくるんだろう?観終わると、なんとなくテンションが上がり、元気になれる気がするのに、その一方でどこかせつないのは、自分がすでにこの物語で描かれている若さとは、遠いところに来てしまったと、知っているからなのだろうか。

若いということは、けっこうつらいことだ。自分の居場所や自分の立場なんていうものすら、まだしっかりとつかむことができずにいる。自分自身の力でさえまだ未知数で、自負と焦りが共に身を苛む。

友人たちとの関係は、仕事や血縁などでのつながりと違い、肩書きや利害ではなくただただ自分が自分であることでしか作り上げていくことができないし。

そのくせ、何か抑えきれない熱いものが、胸をつきあげてくるようで、落ち着けないし。

かつてゴッホは言った。自分は回転するダイナモであると。その回転の産み出す途方もないエネルギーをどうしていいかわからないのだ、と。

そういう、行き場のない力があふれ出すような時間を、青春と呼ぶのだろうか。「ROOKIES」を観ていて、そんなことをボンヤリと思った。

日が暮れるまで野球の練習をし、その帰り道にみんなで川原に寝転んで語り合い、話しているうちにどうしようもなく高揚していって、とうとう川に走りこんでいく。そんな場面がドラマにも映画にもあった。

試合前夜だというのに、びしょ濡れになりながら、笑い合い、はしゃぎあうその様子を観ると、なぜだろう……胸が痛む。

あんなにがむしゃらな情熱を持つことは、実際には難しいと知っているからだろうか。

この映画の撮影は冬に行われたらしい。劇中での季節は夏だったのだけれどね。あの川に飛び込んで行く場面が寒い季節に撮影されたと聞いて、この物語を作り上げていったキャストやスタッフの情熱が、映画の中の彼らと重なって感じられたりもした。

どのキャストも魅力的で、活き活きとした演技に引き込まれたけれど、特にピッチャーの安仁屋の勝気なまなざしと、まだ少年めいたやわらかな頬のラインのバランスが、あるいはアンバランスが、この物語のひとつの象徴のように思えた。彼が夢をかなえようとする瞬間に流した涙に、観ていて思わず胸が熱くなった。

彼らのように一途になることは、もう自分にとっては難しいことだけれど、それでも少しだけ背筋を伸ばして、しっかりと前を向いて歩いてみたい、そんな気分にさせられた。
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by kiki_002 | 2009-06-15 23:39 | 映像 | Trackback | Comments(0)
「ROOKIES-卒業-」
卒業、それは『さよなら』の季節。タイトルが示すように、ドラマから続くひとつの大きな流れが、この映画で終わりを迎えようとしている。その充足感に、抑えようとしても思わず涙が流れた。

          ※     ※     ※

数日前のブログに書いたとおり、いまさらながら「ルーキーズ」がマイブーム。……ってことで、火曜日にCSでの再放送を見終わった後、週末を待ってようやく映画を観に行くことができた。

夜から人に会う約束があったので、珍しく真昼間の映画館へ。土曜の昼間だからねぇ、家族連れや中高校生が大勢。残念ながら、時間がなくてポップコーンとコーラを買えないまま席に着く。


……ああ。映画が始まるとすぐに、その世界に引き込まれる。先日観終わったばかりのドラマと同様に、あの連中が間違いなくそこにいたから。ドラマ版を経て彼らの結束は既に固く、ひとくせもふたくせもありそうだった新入生も、しだいに彼らのペースに巻き込まれていく。

前に向かってまっすぐに進んで行く彼らは、もう後戻りはしない。回り道はしない。ひたすらに練習し、試合に向かっていくその様子は、学園ドラマ、不良少年もの、という当初の印象が薄くなって、しっかり野球映画だった。

しかし最後まで観たときに思った。この物語の中心は、野球の勝ち負けではない。あの先生と生徒たちの出会いこそが、一番大切なものだったのだと。

信じられる大人との出会い。それは彼らのこれからの人生を大きく変えていくだろう。彼らは先生から、努力の価値や諦めない勇気を学び、そして仲間との絆を強めていく。

そう、個性的なキャラクターがそろっていながら、彼らは素質や才能で勝ち進んだわけではないのだ。ただひたすらに夢に向かい、練習を重ねることで、自信と勇気を得ていった。

だからこそ、傷ついても、追い詰められても、諦めずに、ただ必死に白球を追い、走り、投げることができたのだろう。夢と仲間たちと、そして信じてくれる先生のために。

あまりにも、あまりにも真っ直ぐな青春映画。観ていると、彼らと共に素直な気持ちで泣かずにはいられない。そして、泣いた後でなんだか気分が高揚しているのがわかる、そういう映画だった。

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『ありがとう』というそのひと言を、輝いていた彼らに。
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by kiki_002 | 2009-06-13 23:58 | 映像 | Trackback | Comments(0)
「ルーキーズ」
……っていっても、上映中の映画じゃなくてドラマ版の方。CSのTBSチャンネルで、昨夜から連続放送中。

これまでは特に興味なかったんだけど、たまたま観始めちゃったら、イヤ、はまりそうなんだよね~。

先生の熱血具合といい、学生たちの悪ガキぶりといい、どっちかっていうと、昔懐かしい感じの青春ドラマだし、展開もベタな気がするんだけど、だからこそ気持ちいいっていうか。

しかも、2話ずつ連日やるから、展開が早くてなおさら面白い気がするんだよね。

最終話まで観たら、結局映画版まで観に行っちゃったりして(汗)。
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by kiki_002 | 2009-06-03 23:57 | 映像 | Trackback | Comments(0)
復帰
恥ずかしいからあんまり言いたくないんだけど、気取ってみても仕方がないので、やっぱり今日はこの話題。

久しぶりに5人そろったスマスマを観て、思わずもらい泣きしそうになった。我ながら、いい大人としては恥かしいメンタリティだと思う。……いいじゃん別に。好きなんだから。(←なんで逆切れ?)

ま、やっぱり最初は歌だよね~~。謝罪や感謝の言葉よりも、歌を聴いていると、なんとなく伝わってくるような気分になる。 いつ聴いても、決して上手い訳じゃないけど、でもいいの。

それと、ビストロ。ゲストは爆笑問題。太田さんの辛口コメントを心配しつつ、意外にほっこりと進む。

この一ヶ月の間、それぞれのメンバーが何を考え、どういう対応をしたのか。 そういう話が面白かった。永年の付き合いの中で、ちゃんと役割分担があるんだよね、意識したり相談したりしなくても。 そういうところがファンとしては、ちょっとうれしかったり。

……で、いま気になってること。 今年のライブはどうなるんだろう? 一時は無理だろうと思ったけれど、まだ6月になったばかり。 あるかなぁ……?あるかもしれないよね~~♪
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by kiki_002 | 2009-06-01 23:56 | 映像 | Trackback | Comments(0)
1枚の絵
舞台もコンサートも映画もない日曜日。

天気がいいのでシーツを洗ったり、母の日だというのでカーネーションを買ったり、まあそういうもろもろの合間に、遅めの昼食を摂りながら何気なくテレビをつけたら。

「開運!なんでも鑑定団」のどうやら再放送。それも、番組の最後のコーナーのようだ。今回のお宝は、谷中に住む男性が持ち込んだ1枚の油絵だった。

その絵は、男性の父親が営んでいた間借り屋の住人が、部屋代の代わりに置いていったものだという。絵にはサインが、キャンバスの裏には、その絵のタイトルや出展したときの記録が書かれている。

画家の名は、長谷川利行。下町の情景やそこに集まる人々の姿を、独特の詩的なタッチで活き活きと描いた画家である。死後、時間が経ってから評価された画家だけれど、すでにずいぶん研究された後だというのに、こんなふうに思いがけないところから作品が発見されることもあるんだなぁ、などと思いながら見ていると。

番組では、その経歴や評価などを丁寧に解説した後、問題の絵の鑑定が始まった。

依頼人の予想額は、「あまり安いと、利行さんに失礼だから」との理由で2,000,000円。そして、鑑定の結果は……18,000,000円だった!

間違いなく本物である上に、画家がもっとも油の乗った時代に、得意とする題材を描いた作品ということで、評価が高かったらしい。

まるで、O・ヘンリーの短編にでもありそうな話だ。もっとも、小説の場合は、絵を手放してから価値を知るとか、そういう皮肉な結果で終わりそうだけれど。そんなことを思って、ちょっと面白かった。
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by kiki_002 | 2009-05-10 23:01 | 映像 | Trackback | Comments(0)
  
だって、好きなんだもん!
by kiki
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