カテゴリ:映像( 64 )
「おくりびと」
第81回アカデミー賞において、外国語映画賞を受賞し、改めて注目を集めたこの映画。すでに上映が終了していたはずの近くの映画館で、特別上映会が行われたので、観に行った。


所属していたオーケストラが解散してしまい、途方にくれるチェロ奏者 小林大悟。プロの演奏家としての道を諦め、チェロを売り払って故郷に帰った小林が、新聞記事で見た求人広告をきっかけに納棺の仕事を始め、さまざまな迷いや困惑を超えて、納棺師として人の死と向き合っていく様子が丁重に描かれている。

生きることと死ぬこと。特に身内の死に際して感じる痛みや悲しみが、静かに浄化されていく様子など、観ていていろいろなことを感じさせてくれる映画。アカデミー賞受賞以前から好意的な評をいくつも目にしていたが、実際に観てみると確かにいい映画だと思う。

主人公が看取ることのできなかった母。小林が6歳のときに、家を出て行った父。主人公とその妻の関係。生まれてくる子ども。主人公が言うように『死』は誰にでも訪れる当たり前のもの。しかし、死に携わる職業に対する偏見が根強いのは、誰もが死を恐れているからなのだろうか。

誰もが、命あるものを食べて生きていかなくてはならないのだが。

主人公の小林大悟を演じた本木雅弘さんはもちろん、その妻の広末涼子さん、社長の山崎努さん、火葬場に勤める笹野高史さんなどが印象的。特に、30年以上前に交換した「石文」を目にして、主人公がようやく父を許す気持ちになる場面が心に残った。

そういえば、祖母や弟の死んだときのことをボンヤリ思い出しながら観ていた。愛するものの死に際して、その尊厳を大切にしてくれる主人公らに対し、遺族が感謝する気持ちに共鳴する。

静かな満ち足りた気持ちで映画館を出ることができる、そんな映画だった。
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by kiki_002 | 2009-04-03 22:50 | 映像 | Trackback | Comments(0)
テレビで舞台
まず忘れずに予約しておかなきゃいけないのは、3月9日(月)20時からデジタル放送の教育テレビで放送される「国盗人」。これはねぇ、ホント好きな舞台なの。前にテレビで放送したときは、アナログで録画しちゃったから、今度はしっかりデジタルで録らないと。

あ、同じ日の朝8:15からは、蜷川幸雄さん演出の「表裏源内蛙合戦」をWOWOWで放送するのね。

WOWOWといえば、ちょっと先だけれど5月にNODA・MAPの「パイパー」といのうえmeetsシェイクスピアの「リチャード三世」を放送するらしい。どちらも観たいと思っていたのに観そびれていた芝居なので、これも忘れないようにしないと。

こうして見ると、けっこう観たかった芝居をテレビでやってくれるんだなぁ。よくチェックしておかないと。

それにしても、ふだんはほとんど観ないWOWOWだけど、解約しないでよかった……。
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by kiki_002 | 2009-03-05 23:58 | 映像 | Trackback | Comments(0)
映画「感染列島」
いや映画なんて、ホントに久しぶり。この前、映画館に行ったのはいつだっただろう?

この映画、題材についても興味があったし、しゅうくりー夢の松田環さんと島田朋尚さんが脚本協力ということもあって、観に行きたいと思いつつ、なんだかんだで公開からけっこう時間が経ってしまった。

でもようやく今日、無事に観に行くことが出来た。

CMなどもずいぶん流れているので、タイトルなどはご存知の方も多いだろう。

日本を蹂躙する恐ろしい感染症。それと戦う医師を演じるのが妻夫木聡さん。そして、ヒロインには檀れいさん。お2人とも、清潔感と意志の強さを感じさせて、役柄のイメージにピッタリだった。

「医師としては優しすぎる」と言われる主人公の誠実さ。一方、目の前の1人を救うだけでなく、より多くの命を救うために何をすべきか、そのつらい選択を選び取っていくヒロインの凛々しさ。

主人公だけでなく、同僚も後輩も、保身ばかりと思っていた上司でさえ、真摯に人の命を救おうとしている。最前線の看護士さんたちも、つらい思いの中、みな必死で戦っている。医療関係者だけでなく、その家族も、周辺の人々も。この街で家族を守ろうとする人々も。

政府や行政の対応や、廃墟のようになってしまった街の様子については、最低限に押さえていたため、その辺りで物足りなさを感じる方もいるだろうか?個人的には、病院と主人公の行動範囲にしぼった視点によって、物語の焦点がボケなくてよかったと思うのだけれど。

群像劇として、多くの人々の思いを描きながらも、主人公とヒロインの場面がやはり印象的な映画だった。

この映画を観ていた2時間と少しの間に、結局5回ほど泣いてしまった。

人が人を救おうとする、その真摯な思いに打たれて1回。責任感の強い父の決断を眼にした少女の衝撃に2度目。日本を遠く離れた島に残ろうとするその人の思いに3度目の涙。母を待つ幼い女の子のあどけない表情に4度目。そして、クライマックスではもうずっと泣きっ放しだった。

人が死んでいく悲しみよりも、命を救おうとする人々の思いに打たれ、自らの無力さを歯がゆく感じながらも、決して希望を失わない人々の強さに感動した。

映画館でこんなに泣いたのは、初めてかもしれない。でも、これは決して悲しい映画ではない。多くの命が失われていくとしても。人は生き続けなくてはならないのだ。

たとえ明日地球が滅びるとも、今日、君はリンゴの樹を植える。(「感染列島」パンフレットより)
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by kiki_002 | 2009-02-21 23:45 | 映像 | Trackback | Comments(0)
20世紀少年
いや、録画しとけばよかった。

仕事から帰ったら、もう途中だったので、他のことをしながらなんとなく観てたんだけど、だんだん面白くなってきちゃって。

テレビでやってたのは、映画とはちょっと違うバージョンのようだけれど、とりあえず第一章のDVDを借りてみようかと思ったり。そうすると明日から上映される第二章は映画館で観てもいいなぁ。でも、映画の三部作が完結するのは、まだちょっと先のようだし……。

いっそ、原作のマンガを読んでみようかな?……ただ、これはけっこう冊数があるみたいなんだよね。どうしよ?
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by kiki_002 | 2009-01-30 23:55 | 映像 | Trackback | Comments(0)
稲垣さん、金田一と連ドラ♪
うわ、久しぶりの稲垣さんネタだわ!

金田一耕助シリーズの(たぶん)第4弾、「悪魔の手毬唄」が1月に放送予定だという。正確な日時は不明だけれど、新春放送予定とのこと。このシリーズはいいよねぇ(……って、誰に聞いている、誰に)。楽しみだ~~♪

それだけじゃなく、1月6日からは連ドラ!タイトルは「トライアングル」。毎週火曜日の22:00から、フジテレビ系で放送。詳しい内容はまだわからないけど、どうやらミステリー?刑事役という噂も。最近CMとかではすっかりコミカルなので、ちょっとクールな感じの役が観たいんだけどな。いやいや、贅沢は言いません。

来年はぜひ舞台を、とか、そろそろ映画を、なんて思ってたりするけど、ドラマも期待してます♪
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by kiki_002 | 2008-11-11 23:43 | 映像 | Trackback | Comments(0)
DVD 「眠れぬ夜のホンキートンクブルース~HOST 2~」
このサブタイトル、これで『ホストのじじょう』と読ませるらしい。水木英昭プロデュース「眠れぬ夜のホンキートンクブルース」の続編で、2006年12月から2007年1月にかけて上演された舞台を収録したもの。

ちなみに、先日観てきた「眠れぬ夜のホンキートンクブルース~ホスト参上~」がその続きということになる。パート2・パート3と言わずに、『じじょう』『さんじょう』とした遊び心がけっこう好き。

高校の同級生だった政秀・太一・武蔵の3人が、人生のやり直しをかけてホストクラブを始める1作目は、政秀を刺した女性をかばって太一が警察に行く場面で終わる。その1年後、太一が刑務所から出所したところから、今回の物語は始まるのだった。

戻って来てみると、いつのまにかホストクラブ「ホンキートンク」は人の手にわたってしまっていた。すでに名前も「レイジーミッドナイト」となっているその店を見て、納得の行かない太一は、もう一度あの店を取り戻そうと、2人を説得し、新人ホストとしてその店に入るのだが……。

温厚な黒根店長の元で、他のホストたちともお互い理解し始め、活き活きと働き始める3人だったが、その前に「レイジーミッドナイト」のVIP客で実はオーナーでもある真知子が現れ、しだいに話は不穏な方向へ。

この真知子が、3人の高校の同級生で、実は太一とお互いに惹かれあっていながら、些細な誤解が元でお互いにひどい振られ方をしたと思っていた。

その恨みを晴らすため、ホストたちを辞めさせようとするのだが、互いにかばいあう様子を見て、パーティを開き、そのときの売り上げで負けた組を辞めさせると断言する真知子。

しかし、実はそれには訳があって……。

そんなこんなで、やっぱり温かく優しい気持ちになれるラスト。この「ホンキートンク」のテーマソングを全員で歌う場面が楽しい。

カッコいいのに、どこか情けない3人の主役に加えて、ソフトな物腰に永年の思いを隠してきた黒根店長や、それぞれの事情を抱えながら頑張っていたナンバーワン・ツー・スリーの3人、4人の若いホストやナイスな役回りの暁介などもそれぞれ見どころがあって、印象的だった。

そうそう、忘れてはいけないのが武蔵の奥さんの涼子。このおっとりした天然ぶりに見ていると癒されてしまう。生真面目な武蔵とはいいカップルだと思うわ、ホント。

そんなわけで、DVDもよかったけれど、劇場で観たらさぞ楽しかっただろう……とは思わずにいられない、そんな作品だった。
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by kiki_002 | 2008-11-03 22:58 | 映像 | Trackback | Comments(4)
「星新一 ショートショート」
そういえば中学生の頃、星新一氏の小説にハマって読み漁ったものだ。言わずと知れたショートショートの名手……というより、このごく短い小説の形式を、日本に広めた張本人だろう。「ショートショートの神様」と呼ばれるのも、自然なことのように思える。

SFを読み始めたのもこの方の影響のような気がする。もっとも、氏の作品は、ロボットや宇宙船が登場してさえ、SFというより寓話として読んでしまうのは、私だけではあるまい。

完成度と普遍性の高いその作品群は、多くの言語に訳され世界中で読まれている。

そんな星新一氏の作品を、映像化しているのがこの「星新一 ショートショート」(っていうか、ホントそのまんまのタイトルだね、こりゃあ)。毎週月曜日22:50~23:00にNHK総合で放送している。

……と言っても、実は今日、初めて観たのだが。

花組芝居の植本潤さんが出演されるというので、観てみたのだ。ご本人がブログでおっしゃったとおり、ほとんど出オチ……というか、ネタバレ。いや、昔読んでいたので、結末がすぐ思い出せたけれど、原作を知らない方はそうでもないのだろうか。

ま、それはともかく、10分で3話。そのうち1話目と3話目はアニメ、2話目だけドラマという組み合わせ。これは、今日に限らずそういう構成になっているようだ。面白いよ、これ。

わぁ、3月から放送してたんだなぁ、知らなかった。バックナンバーをDVDにしてくれないだろうか。以前の分も観てみたいんだけどなぁ。
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by kiki_002 | 2008-09-29 23:55 | 映像 | Trackback | Comments(0)
DVD 花組芝居「かぶき座の怪人2007」
まあ、このブログをよく読んでくださっている奇特な方ならだいたいおわかりだろう。「俺を縛れ!」「みみ」と観てきて、最近すっかりハマっている堀越涼さん目当てで、花組芝居のDVDを取り寄せてみた。

で、観始めてすぐ後悔する。これはDVDじゃなく、舞台で観るべきだった、と。花組芝居の舞台はまだ観たことがないのだけれど、思っていたよりずっとエンターテイメントだった。

母子の情愛を描いた人情物のせつなさや、劇中劇の新劇や歌舞伎の面白さ、歌や踊りの楽しさなど、いろいろな楽しみがあるのだけれど、なにより一番印象に残るのはキャラの濃さ、だろうか。

座長の加納さん演じる八重子の美しさと大女優の貫禄。

植本さんのしのぶの愛らしさ。

屋代さん演じる怪人(?)のかわいらしさ。

お目当ての堀越さんは、女性役かと思っていたら女形の役。なので、女性的な動きをしながら、ときどき男っぽい声を出したり、彼だけが見える幽霊とのやり取りの面白さ、人懐こい感じや芸に執着する感じなど、なかなか面白い役だった。

大勢出ている場面でも、なんとなく他の方より目を惹かれるのは、ファンだからなのか、彼の演技の魅力なのか、まあ両方、というところだろう。

2時間半が短い気がしたり、でもいろいろな要素が盛りだくさんだったり、楽しい舞台だった。皆さん芸達者でサービス精神に溢れた芝居。今度の花組は劇場で観るぞ、と心に決めた。
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by kiki_002 | 2008-07-30 23:57 | 映像 | Trackback | Comments(2)
2つのCMと新曲と
THE ALFEEの高見沢さんが、CMに御出演中。任天堂DSソフト『リズム天国ゴールド』 のCMで、そのソフトをやっているところが映っている。

とりあえずネットでも配信されるので、観てみたら……。

華やかなピンクのスーツで、DSをやっている高見沢さん。「あれ~~?」と声を上げながらゲームをやっていたり、手を動かすときに思わず口まで動いてしまったりする様子がなんともラブリー。

それともうひとつ。来週の水曜日(7月30日)に発売予定の高見沢さんのNew Single『月姫』のCMも放送中。こちらはTHE ALFEEの公式サイトから見られる。

新曲の『月姫』は、タイトルから想像するよりハードな曲のようだ。そしてジャケットとカップリング曲が異なる3種類を同時リリースするらしい。

ジャケット写真を見比べながら、どれを買おうか検討中。全部買えばって?う~~ん、それもありだと思ってしまう自分が怖い……。
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by kiki_002 | 2008-07-24 23:54 | 映像 | Trackback | Comments(0)
欲しいDVD
とりあえず、これ

それから、これ

なんとなく、関連しているようなそうでもないような。

特に後の方は、ずっと買おうと思っているのに何故かまだ買ってない。近いうちになんとか。
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by kiki_002 | 2008-06-05 23:48 | 映像 | Trackback | Comments(0)
  
だって、好きなんだもん!
by kiki
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