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だいたい12月は、
あまり舞台を観に行けない。特に今年は2度、第九合唱団の演奏会があるんだから。そうなると、本番はもとよりリハーサルやら練習やら、何かと休日がつぶれてしまう。

……と思っていたのだけれど、今日はとりあえずお芝居を観に行くことができた。劇団競泳水着の「プリンで乾杯」。柿喰う客でカッコいい殺陣を見せてくださった佐野功さんが出演されているのと、花組芝居の堀越涼さんがアフタートークをなさるというので、今日の19時からのチケットを予約したのだ。

せっかく出かけるのなら、マチネで観たいと思った芝居があったのだけれど、家の都合で断念。とりあえず夕方家を出て、王子へ向かう。

この王子小劇場には、先日も柿喰う客の一人芝居を観に来たばかり。最初に訪れたとき、場所がわからなくてウロウロしたなんてのは、もうすっかり昔(?)のことだ。

駅からもあまり遠くないし、こじんまりした観やすい劇場で、けっこう好きだ。都内でも、王子はちょっとうちから近めなのもポイントが高い。

観る前には、「恋愛もの」とか「トレンディドラマ」と言われると、正直それほど心惹かれなかったのだけれど、実際に観てみると、行ってよかったと思える後味のいい舞台だった。

詳しい感想は、たぶん明日。

帰りにコンビニで、プリンと缶ビールを買った…なんていうのは、あまりに単純すぎて我ながら笑える。ま、いつもだいたいそんなもんだけど。
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by kiki_002 | 2008-12-13 23:58 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
「接触」について、いくつかの補足
昨日観てきた世田谷シルクの「接触」について、さまざまなイメージの断片が浮かんでは消え、いつまでも頭を離れない。そういえば、書ききれなかったことがたくさんあるなぁ……、と思ったり。

軸となる2つのストーリーのうち、「絵本」の方は6つのパートに分かれており、そのほとんどが、聾者である絵本画家と担当編集者のやりとりのみで語られていく。

担当の女性が、自分はもうすぐ結婚する、子どもも生まれる…と告げた後、画家がふいに機嫌を損ね、依頼されたクレヨン画ではなくアクリル絵の具で絵を描いてしまう。

女に対して恋愛感情があったからか?とも思ったのだが、最後のパートを観てようやく本当の理由がわかる。子どもが出来たら絵を習わせたい、クレヨンを持つ小さい手が可愛いだろう、という女の言葉に、自分の子どものことを思い出させられたからだった。

画家にも子どもがいて、クレヨンで絵を描いていた。汚れた手を洗ってやった。クレヨンの匂いを嗅ぐと、子どものことを思い出してしまう。クレヨンを握る小さい手が可愛かった……。

その子どもは2年前に死んでしまい、妻とも1年間から別居している。

そんな話の後、背を向けた男に対して、そっと頭を下げ、去っていく女。覚えたばかりの手話で「お疲れさまでした」と、男には伝わらない言葉を残して、ドアを閉める……。

「絵本」のこのラストシーンから、ふいに堀越さんの落語「反魂香」が始まる。

長屋で、夜中に鐘を鳴らす坊主に、八五郎が苦情を言いに行く。坊主は、言い交わした女の供養のため、と説明する。女は、吉原の有名な太夫だったが、伊達公に身請けされ、男に操を立てて死んでしまう。女の残した香を焚くと女の幽霊が現れるというのだった……。

この落語が、なんとも面白い。どうしてこの方は何をやってもさまになるんだろうなぁ、などと思いながら観ていると、オチの前に堀川さんが登場し、「けいせい反魂香」のラストにつながってくる。いやぁ、ホントよく出来てる。

話は戻るが、「絵本」の5つめのパートについて。どうやら回想シーンらしく、子どもと父親の会話の場面が出てくる。父親は他のパートに登場する絵本画家と同一人物であろう。(絵を描いて、とせがむ子どもに、これから仕事で死ぬほど絵を描かなきゃならない、と答えているし、資料として読んでいる「けいせい反魂香」の一場面を、絵本作家が担当編集者に渡す場面がある)

ただ、他のパートでは絵本作家は聾者として描かれているのに、このシーンでは子どもと言葉を交わしている。彼にいったい何があったのだろう。

印象的な4つの一人芝居や「けいせい反魂香」もよかったが、「絵本」のしっとりした後味が、この芝居の印象を決めているのかもしれない、とそんな気がした。

中央の柱の効果的な使い方(字幕を映したり、その後ろを楽屋代わりにしたり、柱の後ろを通るだけで別の人物に変わったり)や、オープニング・エンディングの雰囲気、「けいせい反魂香」の中の有名な又平のエピソードなど、まだ書いてないこともたくさんあるけれど、キリがないので今日はこのくらいにしておこう。
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by kiki_002 | 2008-11-17 23:14 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
世田谷シルク「接触」
平成20年11月16日13:00~および16:00~、Gallery LE DECO4Fにて。

原作/近松門左衛門(「けいせい反魂香」より)
作・演出・構成/世田谷シルク
一部脚本提供/
上野友之(劇団競泳水着)、中屋敷法仁(柿喰う客)、堀越涼(花組芝居)
出演/堀川炎、堀越涼(花組芝居)

風邪はまだ抜けきらないけれど、しばらく前から楽しみにしていた二人芝居、「接触」を観に渋谷へ。

ま、熱はないし、観劇ならしゃべらないので喉は楽だし。上演中に咳が出るのだけが心配なので、トローチと水とマスクとタオルハンカチを装備。

渋谷のギャラリールデコは以前、写真展か何かを観に来たことがあるような気がする。剥き出しのコンクリートに鉄パイプが縦横に走る空間。ステージとなる部分の中央に太い柱。その周囲にも取り囲むように鉄パイプ。三方の壁に沿って椅子と座布団が並べてある。窓はないけれど、表通りを車が走る音や他のフロアでの物音、時には線路を走る電車の音まで微かに聞こえてくるのがかえって面白い効果を上げている。

40人をやや超えるくらいの観客席。通常、こういうこじんまりした会場だと、舞台関係者や出演者の知り合いばかりが多いように感じられて微妙に居心地が悪いのだけれど、今日はなぜかそういうこともなく落ち着いて開演を待つ。

舞台は、近松の「けいせい反魂香」と、「絵本」と題された別の物語が平行して語られていく。しかもそのあいだに4つの1人芝居と落語をひとつ挟みながら、舞台の進行は切れ目なく続いていく。

「けいせい反魂香」。室町時代の絵師 狩野元信は、遠山という傾城と夫婦約束を交わしながら、大名の娘 銀杏の前に惚れられ、策略によってその娘と結婚してしまう。だが、大名家の執権に無実の罪を着せられ、追われる身となる。遠山も元信との恋ゆえに身を落とし、みやと名を変えて遣手となっている。4年後、元信とみやは再会するが、元信は義理ある人の言葉によって、やはり銀杏の前と祝言を挙げることになってしまう。みやは花嫁駕籠を襲い、銀杏の前にこれまでの事情を訴えて、少しの間元信と夫婦として添うことになる。しかし、ともに暮らすうちに、元信はみやがすでにこの世の人ではないことに気づくのだった。

一方、「絵本」は、絵本画家のもとへ新しい担当者が訪れるところから始まる。画家の無愛想な様子に担当の女は戸惑うが、しだいに互いに理解し合っていく様子が、恋愛ではなく人と人との交流として描かれている。言葉が不自由な画家を演じる堀越さんの指の長い手が紡ぎだす手話の美しさと、幼い子どもを演じるときの堀川さんの愛らしいさが印象的だった。

絵を描く男というキーワードのみを共有しながら、まったく違う物語が交互に語られ、ほとんどセットも衣装もなくただ演技だけで場面が移り変わる。時代も状況もまったく違う物語が切れ目なくつながっていく。しかも、そこに複数の一人芝居が加わる。

「シャンプー」ではなんといっても堀川さんの表情が秀逸だ。別れ話をしながらも、出会ったときのとまどいや、惹かれ始めたときの記憶を、未練ではなく大切にしようとする思いが感じられる。等身大の女性の微妙な心の動きが、しっかりと伝わってきて共感できる。

等身大と言えば、「酔っ払いの女」はまさしく、観ながら「ああ、あるある」と思わずにはいられない、リアルな日常が笑いを呼ぶ。

対して、堀越さんは日常から離れてまったく別の空間を構築していく。自作である「鮪」のシュールで身勝手でせつない恋。自分を哀れむ涙でさえ、救いになるのに。せめて、誰か代わりに泣いてくれないか。そんなラストに笑いながら思わず少しせつなくなったり。ニットキャップを目深にかぶった、今どきの若者らしいキャラクターが新鮮だった。

「柿喰う客」の中屋敷さん作「尻軽女が風に舞う」は、筒井康隆氏の小説を思わせるようなスラップスティックでブラックな笑いを見せながら、ラスト近くに語り手が気づく無残な事実やその後の駄目押しなど、話そのものもとてもよくできている。しかし、荒唐無稽な話とエキセントリックな女性キャラを、有無を言わさぬ勢いと説得力で見せる力技、そして、ふっと事実に気づいた瞬間に見せるせつなさは、堀越涼さんならでは、と言っても過言ではないだろう。

この4つの一人芝居(とひとつの落語)と2つの本編とがテンポよく切り替わりながら、ゆるやかにつながっていく流れが心地よい。

タイトルは「接触」。そして、「テーマは接触とかおり」。座席に置いてあったパンフレットにはそう書かれていた。確かに『触れる』ということや『香り』が呼び覚ます記憶などが印象的に描かれている。しかもそれだけでなく、色や音や語られない言葉などが、さまざまな感覚や記憶を意識させ、研ぎ澄ましていく中で繊細な人間関係を描き出している。

だが観終わって最後に印象に残るのは、愛しいものをなくした喪失感ではないだろうか。「絵本」では、幼い我が子について語る画家の手話と、それを見つめる担当の女性の間に流れる温かな「理解」が心に響く。「けいせい反魂香」では、この世のものではなくなっても愛しい男と添おうとする女のひたむきさが悲しい。それぞれの一人芝居にもさまざまな形の喪失感が込められていて、やわらかなせつなさが最後に胸に残る気がした。

二人芝居だからこそ、人と人との関係性が際立って感じられた気がする。繊細で刺激的でパワフルな、不思議な芝居だった。
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by kiki_002 | 2008-11-16 23:20 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
二人芝居『接触』
いま、怒涛の活躍に目が離せない堀越涼氏が二人芝居に取り組む。近松の「けいせい反魂香」が原作らしいが、彼のことだから、それも一筋縄ではいかないものになるだろう。

どんな舞台を見せてくれるのか、十分期待していい。


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■世田谷シルク
二人芝居『接触』

出演: 堀川炎 、堀越涼(花組芝居)

原作:近松門左衛門・「けいせい反魂香」より

作・演出・構成:世田谷シルク

一部脚本提供:
上野友之(劇団競泳水着)、中屋敷法仁(柿喰う客)、堀越涼(花組芝居)

会場:ギャラリールデコ4F

日時:
11月15日[土]14時/19時
11月16日[日]13時/16時
*開場は開演の30分前

チケット:前売り2000円 当日2200円
*チケット取扱開始日 10月10日(金)
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by kiki_002 | 2008-10-08 23:56 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
黒色綺譚カナリア派第九回公演「そまりえ~或る模倣画家の苦悩~」
平成20年10月6日19:30~、ザムザ阿佐谷にて。

作・演出/赤澤ムック

出演/
満作あけび(才能ある、若き模倣画家):芝原弘、
満作大介(その兄は妻に対して様子がおかしい):山下恵、
満作藤江(兄嫁は従順だが発散のできない女):向井孝成(燐光群)、
矢車菊雄(画商は飄々と独身貴族):中里順子、
侘助(幼馴染は模倣画家に恋をする):牛水里美、

赤熊百合(憧れの人気画家は上品なはず):日替わりゲスト 堀越涼(花組芝居)

青木(画家の弟子は正義を振りかざす):升ノゾミ、
芹子(弟子の友人はおきゃんな少女):吉田正宗、

蒲(ご近所さん(刑事)はあまり姿が見えぬと寂しいね):中村真季子、
済田(本当にあまり姿を現さぬ刑事):赤澤ムック

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そまりえ……。漢字にすれば『染まり絵』とでも書くのだろう。(すでにこの時点でネタばれである。もしご覧になる予定がある方は、この後もネタばれが続くのでご注意願いたい)

血飛沫に染められて、恐ろしいほどの美しさと凄みを持ってしまった一枚の絵。それがタイトルの所以。多くの信奉者を持つ美人画家、赤熊(しゃぐま)百合が失踪した。その謎とそれをとりまく人々と。

子どものままごとの家のように、柱も敷居も、家具やふとんや食器に至るまで、本当に小さい日本家屋。その中で暮らす贋作画家あかねとその兄と兄嫁と。あかねは赤熊を崇拝し、彼女の贋作ばかりを描いている。画商や幼なじみに勧められても、自分自身の絵を描こうとしないのだが……。

最初に印象的なのが、男女の性差を入れ替えた配役だ。男が女の役を、そして女が男の役を演じて、しかも所作はそれぞれの役者のジェンダーのまま。ようするに、美しい女性が男性を演じるとき、ぴしりとリーゼントに決めたスーツ姿で優雅に横座りし、真っ赤なマニキュアを塗った手で、しとやかに振舞う。体格のいい男性が、虐げられた妻の役を演じるときにあぐらをかく。

しかも終盤、それぞれの性にもどって、そこまでの場面の台詞を繰り返すなど、混乱と倒錯、違和感や居心地の悪さを感じさせるその仕掛け。

面白い試みだけれど、観ているうちに感じてしまうかすかな苛立ち。それが意図されたものなのかどうか。見え隠れする棘のようなもの。丁寧にやすりをかけるようにその棘を削るべきなのか。

そんな中、圧倒的な印象を与えたのは、日替わりゲストの堀越涼さんだ。

赤熊があかねを責める場面の迫力。美人画家ともてはやされ、その芸術性にひきつけられる多くの人々。だが、贋作が真作を超えてしまったら……。本物だったはずの人間が自分の才能の限界を思い知らされたら。

その絶望。

狂気を宿す堀越さんの演技に、思わず息を呑んだ。

贋物と本物。
虚像と実像。
男と女。

この芝居を観た後に感じたのは、多くのモチーフが見え隠れしながら、どこか伝わりきらないもどかしさ。それでも、その雰囲気と試みとに心を惹かれた。

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by kiki_002 | 2008-10-07 23:01 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
そまりえ
職場で広島土産のもみじ饅頭を配りつつ、「これから遊びに行くので今日は2時間早退します」と休暇願いを差し出して、上司に言い切ってしまった大馬鹿者は私です。どんだけ遊ぶ気なんだ?という、上司の心の声が聞こえました(←嘘です)。

そんなわけで(どんなわけ?)、阿佐ヶ谷まで芝居を観に行ってきました。

黒色綺譚カナリア派の「そまりえ~或る模倣画家の苦悩~」という芝居。花組芝居の堀越涼さんが昨日と今日、日替わりゲストとして出演されていたのです。

詳しい感想は、たぶん近日中に。宮島狂言とどっちが先になるかな……。
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by kiki_002 | 2008-10-06 23:58 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
10月の予定……?
先月は4回、先々月は9回、劇場に足を運んでいる。今月は何回出かけられるだろう。

まずは今週末、厳島神社で狂言を観る予定。万作・狂言十八選の宮島狂言、演目は「舟渡聟」と「武悪」だ。

それから、黒色綺譚カナリア派の「そまりえ~或る模倣画家の苦悩~」。

そして、彩の国シェイクスピア・シリーズの「から騒ぎ」。

いまのところチケットを確保してあるのは、この3公演だけだけれど、手帳には、あと6つの公演が書いてある。ということは、都合がついてチケットが取れれば、最大で9公演ということになる。先月は少なめだったので、できるだけいろいろ観たいところだが。

まあ、そう思っても実際どれだけ行けるかはまだわからない。たとえばドラマ・リーディング『マクベス』なんて、チケットは抽選だし。

無理のない程度で、でもできるだけいろいろ観られるといいなぁ。
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by kiki_002 | 2008-10-01 23:57 | 舞台 | Trackback | Comments(2)
で、花組芝居次回公演は……、
「泉鏡花の夜叉ヶ池」だそうな。

わぁ、7月に歌舞伎座で「夜叉ヶ池」観てきたばっかりだ。予習バッチリ?いやいや、そこは花組芝居、油断はできない。

そういえば、2003年に東京グローブ座で観た「夜叉ヶ池」は、百合を松本莉緒さん、萩原晃を佐藤アツヒロさん、学円を岡本健一さんが演じていたが、夜叉ヶ池の主である白雪姫は加納幸和さん、白雪姫の眷属である夜叉ヶ池の住人たちは花組芝居の役者さんたちだった。

花組芝居の公演として「夜叉ヶ池」を上演したときも、加納さんは白雪姫を演じていらしたようだ。

まあ、ハマり役だろうとは思う。思うのだが……。実は、お目当ての堀越涼さんが白雪姫だったらいいな、と思っていたりもする。

ま、Wキャストだそうなので、可能性がないわけではない……かな?もちろん、違う配役でも楽しみだけれど。

キャストは近日発表されるらしい。

構成・演出/加納幸和
出演/花組芝居役者連

東京公演は、2009年1月12日(月・祝)~22日(木)、青山円形劇場にて。
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by kiki_002 | 2008-09-18 23:46 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
花組芝居「怪談牡丹燈籠」3回目
平成20年9月14日18:00~、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)にて。

昨日観た順序とは逆になるが、これまでの流れもあるので、ソワレで観てきた「怪談牡丹燈籠」の感想を先に書いておく。

これで3回目となる花組芝居の「怪談牡丹燈籠」。前の2回と違って、今度は原作を読んでからの観劇。そしてアフタートーク付き。

1度目より2度目の方がテンポよく感じられたが、3度目はなんというか、舞台上で役者さんたちがこれまでより楽しんでいるように感じられた。アドリブや日替わりネタが炸裂し、これまで登場のなかったシーンで登場する方がいたり。

そして、原作の雰囲気や流れをうまく活かした芝居ではあるけれど、改めてそれぞれの違いに気づいたり。

原作との違いというなら、たとえばお米。落語や本でこの話を知っている方は、まさかアントニオ猪木さんのモノマネをするお米を想像できまい。

それから、お徳が原作とはずいぶん印象の違うキャラクターになっていたが、こういうのって、どの程度役者さんが考えてどの程度演出家が考えるんだろう?気になる……。

あ、タイトルロール(爆)の牡丹燈籠。あの役は……っていうか、あれを役者にやらせるなんて、いったいどうやって思いつくのやら。脚本・演出の加納さんの頭の中をのぞいてみたい。

ラストの仇討ちを果たすシーンは、原作に忠実ではあるものの、文字で読んだり、言葉で聞くのとは段違いのインパクトある場面となっている。生首の髪をくわえて口から下げ、片手にも生首、もう一方の手には大刀を掲げて、仁王立ちになった孝助の迫力に、もう一方の筋立てがどんな結末だったか、どうにも印象が薄くなってしまう。

そういえば伴蔵は、さっき捕方に囲まれて捕まったんだったっけ……と、3回目にしてやっとちゃんと認識した。ヘリ音もカッコいい、ルパン3世のようなアクションシーンだったのだが。

アフタートークのゲストは、以前花組芝居の座員だった木原実さんと小森谷徹さん。そして、加納座長と植本さんがお相手、というか植本さんが進行という役回り。で、水下さんがカメラマン。フレンドリーな雰囲気で、思い出話や今回の公演への感想など、約20分ほどのイベントだったが、なかなか楽しかった。

アフタートークを聞いて、この劇団の長い歴史を思い、これからの行く末を見守っていきたいような気分になったのは、まさに相手の思うツボ……というものかもしれない。
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by kiki_002 | 2008-09-15 21:34 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
で、マチソワ
だって、去年観た劇公房月ともぐらの「夏の夜の夢」が面白かったから、再演が決まったとき、また観に来ようねって言ったんだよね。で、その友人と日程を調整したら、14日ってことになったんだし。

花組芝居の「怪談牡丹燈籠」は明日が千秋楽。でも千秋楽のチケットは早めに売り切れていたんだけど、とりあえず終盤で一度は観たかったから、前楽のこのソワレを予約したんだし。

大塚と東池袋だから移動するにも近くだし。

そんな訳で今日もマチソワ。例によって感想は近日中に。
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by kiki_002 | 2008-09-14 23:58 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
  
だって、好きなんだもん!
by kiki
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