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柿喰う客『愉快犯』
平成絵23年1月8日(土)18:00~、東京芸術劇場にて。

作・演出/中屋敷法仁 
出演/七味まゆ味、コロ、玉置玲央、深谷由梨香、村上誠基

結成5周年を迎えた「柿喰う客」が、
謹んで新年のお慶びを申し上げながらお送りするのは
ドメスティックなハピネスを求める愉快×痛快×おめでた喜悲劇!!(公式HPより)


サーカスのテントを薄くしたような、多角錐型の舞台。歩くだけで転がり落ちそうなその舞台の上を、強烈な個性を持った俳優たちが縦横無人に走り抜ける。

口語演劇の対極をなす独特のリズムのあるセリフ廻し。様々な言葉遊びやパロディを重ねて、マシンガンのように繰り出される言葉たち。

圧巻だった、中盤の女性二人が対峙する場面の緊張感。

「老若男女誰が観てもウソだとわかる、究極のフィクション」だという、ある種荒唐無稽な設定と、それを通して見せるギリギリの愛情と。

劇団員5人だけというこの座組がなんともゼイタクで、これぞ柿喰う客らしさの集大成、ともいえる舞台。

各地方の地元ホールと提携して上演する新作のラッシュや多岐にわたる創り手との協働作業など、意欲的な活動予定も多く、これらの多彩な活躍を通して、彼らがどこへ向かうのか、まだまだ柿喰う客からは、目が離せない。
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by kiki_002 | 2011-01-11 23:17 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
2010年観劇リストなど
去年のうちにまとめられず、ようやくとりあえずアップ。
ブログをサボった罰が当たって、日時会場等の詳細が手帳だけではわからず、チケットの半券やネットで確認しつつ書いてはみたものの、いろいろ抜けてたり、間違ってたりしそうな気がします。(後でこっそり直すかもしれませんが、ご容赦を)

観劇数は昨年より少し減って、回数にして92回(去年は94回)。リピートをのぞく公演数は67本(去年は68本)。例によって、バージョン違いやダブルキャストのものは、別カウントで。

一昨年の扉座との衝撃的な(?)出会いの余波を受け、横内謙介氏関連作品が激増。
前半の「ドリル魂 YOKOHAMAガチンコ編」(1~3月くらいのこのブログを見ると、まさにドリ魂まつり)から、後半は、横内氏作・演出のわらび座ミュージカル「アトム」にハマって、各方面への遠征も含め計8回観に行っただけでなく、関連イベントへも参加するなどの傾倒ぶり。

また、あまうめやZOKKY、プロジェクト文学などの企画モノも収穫が多く、若い演劇人の才能や勢いを充分楽しませてもらった。

我が最愛の劇団 しゅうくりー夢は創立25周年を迎え、その記念企画として、多彩な客演を招いての冬公演や、ファンにはうれしい名物キャラ競演の夏公演など盛りだくさん。新たな試みや外部作品への参加なども含め、いろいろ楽しませてもらった。

印象に残ったそれぞれの作品については、また別にもう少し詳しく書く予定。
とりあえず昨年観た芝居の簡単なリストは次のとおり。

☆1月
1月4日(月)13:30~「シャーマンビジネスマン乱童 RAN-DOH~Voice in City~」@青山劇場
1月16日(土)13:00~能楽現在形 劇場版@世田谷「半能 高砂 八段之舞」「能 邯鄲」@世田谷パブリックシアター
1月16日(土)18:00~世田谷シルク「美しいヒポリタ」@小劇場 楽園
1月17日(日)13:00~PEOPLE PURPLE「ORANGE」@吉祥寺・前進座劇場
1月17日(日)18:00~世田谷シルク「美しいヒポリタ」@小劇場 楽園
1月30日(土)14:00~しゅうくりー夢Vol.48「異説 卒塔婆丸綺談」@恵比寿・エコー劇場
1月30日(土)18:00~しゅうくりー夢Vol.48「異説 卒塔婆丸綺談」@恵比寿・エコー劇場

☆2月
2月3日(水)14:00~しゅうくりー夢Vol.48「異説 卒塔婆丸綺談」@恵比寿・エコー劇場
2月5日(金)18:30~「狂言 万作の会」@栃木県総合文化センターメインホール
2月6日(土)14:00~しゅうくりー夢Vol.48「異説 卒塔婆丸綺談」@恵比寿・エコー劇場
2月6日(土)18:00~しゅうくりー夢Vol.48「異説 卒塔婆丸綺談」@恵比寿・エコー劇場
2月7日(日)18:00~しゅうくりー夢Vol.48「異説 卒塔婆丸綺談」@恵比寿・エコー劇場
2月13日(土)19:00~野良犬弾第5回公演「パンクな奴らは蕎麦を打つ!」@新宿シアター・ミラクル
2月20日(土)14:30~競泳水着第12回公演「そして彼女はいなくなった」@サンモールスタジオ
2月20日(土)18:00~dashプロデュース「かげぜん」@あうるすぽっと
2月26日(金)18:30~扉座「ドリル魂 YOKOHAMAガチンコ編」@神奈川県立青少年センターホール
2月27日(土)13:00~扉座「ドリル魂 YOKOHAMAガチンコ編」@神奈川県立青少年センターホール
2月27日(土)18:00~扉座「ドリル魂 YOKOHAMAガチンコ編」@神奈川県立青少年センターホール
2月28日(日)14:00~扉座「ドリル魂 YOKOHAMAガチンコ編」@神奈川県立青少年センターホール

☆3月
3月6日(土)18:00~project☆&p2「汝、知り初めし逢魔が刻に…」@笹塚ファクトリー
3月13日(土)19:00~調布市せんがわ劇場アンサンブル第8回公演「新羅生門」@調布市せんがわ劇場
3月20日(土)14:00~「マクベス」@世田谷パブリックシアター
3月27日(土)13:00~「象」@新国立劇場小劇場

☆4月
4月11日(日)13:00~世田谷シルク公演「春の海」@シアター711
4月11日(日)17:00~世田谷シルク公演「春の海」@シアター711
4月24日(土)14:00~DMF B-side「SLeeVe~スリーヴ」@アトリエフォンティーヌ
4月24日(土)19:00~劇団ZAPPA第15回公演「鬼 ONI」碧組@東京芸術劇場小ホール1

☆5月
5月3日(月・祝)14:00~パラノイア・エイジ「彷徨う翼~朝日に匂う山桜花~」@下北沢「劇」小劇場
5月3日(月・祝)19:00~劇団ZAPPA第15回公演「鬼 ONI」紅組@東京芸術劇場小ホール1
5月8日(土)17:00~ドラマティック・レビュー「うたかたのオペラ」@日本青年館大ホール
5月22日(土)19:00~扉座第45回公演 扉座人情噺「神崎与五郎 東下り」@座・高円寺
5月23日(日)19:00~柿喰う客第16回公演「露出狂」@王子小劇場
5月30日(日)14:00~花組ヌーベル第3回公演「ハイ・ライフ」竜組@ザ・スズナリ
5月30日(日)19:00~花組ヌーベル第3回公演「ハイ・ライフ」虎組@ザ・スズナリ

☆6月
6月5日(土)19:30~劇団虎のこ公演「北村メーカー」@渋谷Gallery LE DECO 5F
6月12日(土)13:00~T.K.JUMP「ドレッサー」@吉祥寺シアター
6月12日(土)19:00~水木英昭プロデュースvol.10「眠れぬ夜の1×8レクイエム」@紀伊國屋ホール
6月13日(日)16:00~プロジェクトあまうめ「よせあつめフェスタ」@新宿シアターミラクル
6月19日(土)14:00~わらび座ミュージカル「アトム」@新宿文化センター
6月19日(土)20:00~柿喰う客アンコール凱旋公演「The Heavy User/ヘビー・ユーザー」@シアターグリーン特設会場「仙行寺」本堂

☆7月
7月4日(日)19:00~シアターコクーン・オン・レパートリー2010「ファウストの悲劇」@Bunkamuraシアターコクーン
7月10日(土)15:00~わらび座ミュージカル「アトム」@東松山市民文化センター
7月10日(土)19:00~シアターコクーン・オン・レパートリー2010「ファウストの悲劇」@Bunkamuraシアターコクーン
7月17日(土)14:00~シアターコクーン・オン・レパートリー2010「ファウストの悲劇」@Bunkamuraシアターコクーン
7月17日(土)19:00~柿喰う客国際演劇交流プロジェクト2010「Wannabe」@アトリエ春風舎
7月19日(月・祝)19:00~椿版「天保十二年のシェイクスピア」@新宿花園神社境内特設ステージ
7月24日(土)14:00~しゅうくりー夢Vol.49「女探偵vs怪奇探偵~Case File:鬼~」中野・ザ・ポケット
7月24日(土)19:00~「ノータリンベイビーズ ノーリターン」@乃木坂コレド
7月25日(日)14:00~しゅうくりー夢Vol.49「女探偵vs怪奇探偵~Case File:鬼~」中野・ザ・ポケット
7月25日(日)18:00~しゅうくりー夢Vol.49「女探偵vs怪奇探偵~Case File:鬼~」中野・ザ・ポケット
7月26日(月)14:00~しゅうくりー夢Vol.49「女探偵vs怪奇探偵~Case File:鬼~」中野・ザ・ポケット
7月31日(土)14:00~B・L・T第1回公演「Shaggy Dog Story」@武蔵野芸能劇場小劇場
7月31日(土)19:00~「engin版 品川心中」@品川六行会ホール

☆8月
8月3日(火)19:00~「engin版 品川心中」@品川六行会ホール
8月7日(土)19:00~劇団M.O.Pファイナル公演「さらば八月のうた」@新宿紀伊国屋ホール
8月8日(日)17:00~劇団め組「新・明治任侠伝」@吉祥寺シアター
8月12日(木)14:30~演劇ユニット経済とH第9回公演「お月様の笑顔」@中野・ザ・ポケット
8月12日(木)19:00~「広島に原爆を落とす日」@Bunkamuraシアターコクーン
8月21日(土)12:30~彩の国ファミリーシアター 音楽劇「ガラスの仮面~2人のヘレン~」@彩の国さいたま芸術劇場
8月21日(土)19:30~劇団銅鑼「二重の不実」@銅鑼アトリエ
8月27日(金)19:00~わらび座ミュージカル「アトム」@東京エレクトロンホール宮城
8月28日(土)15:00~キリンバズウカ東京第三回公演「ログログ」

☆9月
9月12日(日)12:00~「イリアス」@ル テアトル銀座
9月18日(土)11:00~「平成22年度閑能会別会」@観世能楽堂
9月15日(水)20:30頃~「ZOKKYの のぞき部屋演劇祭2010」@王子小劇場
(劇団スクール水着「NOT BACK 堀 PLAY」・失禁蝶々「日本にトイレがなくなる日」・KIKKY)
9月19日(日)14:00~Attic Theater「悪魔のセバスチャンといきおくれた花嫁」@中野・テアトル BONBON
9月19日(日)18:00~劇団虎のこ「悪魔のセバスチャンと天才演出家」@中野・テアトル BONBON
9月25日(土)14:00~わらび座ミュージカル「アトム」@新潟県民会館大ホール

☆10月
10月6日(水)18:30~「セチュアンの善人」@栃木県総合文化センター大ホール
10月9日(土)14:00~「Project BUNGAKU 太宰治」@八幡山ワーサルシアター
10月9日(土)19:00~キャラメルボックス「シラノ・ド・ベルジュラック」@俳優座劇場
10月16日(土)17:00~演劇企画集団THE・ガジラ~1st satellite~「寒花」@SPACE雑遊
10月30日(土)14:00~「山神様のおくりもの」@わらび劇場
10月31日(日)17::00~わらび座ミュージカル「アトム」@佐倉市民音楽ホール

☆11月
11月3日(水・祝)12:00~「取り立てやお春」@明治座
11月3日(水・祝)19:00~第0楽章「あくびと風の威力」@渋谷space EDGE
11月6日(土)18:00~花組芝居「花たち女たち」恋たち@全労済ホール/スペース・ゼロ
11月11日(木)19:00~花組芝居「花たち女たち」夢たち@全労済ホール/スペース・ゼロ
11月13日(土)15:00~わらび座ミュージカル「アトム」@海老名市文化会館
11月14日(日)19:00~花組芝居「花たち女たち」恋たち@全労済ホール/スペース・ゼロ
11月23日(火・祝)17:00~「取り立てやお春」@明治座
11月27日(土)19:00~現代能楽集Ⅴ「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」@シアタートラム
11月28日(日)14:00~扉座第46回公演「新浄瑠璃 朝右衛門」@厚木市文化会館小ホール

☆12月
12月5日(日)14:00~扉座第46回公演「新浄瑠璃 朝右衛門」@新宿紀伊国屋ホール
12月12日(日)15:00~わらび座ミュージカル「アトム」@小山市立文化センター大ホール
12月18日(土)13:00~ソン×クロPresents舞台版「心霊探偵八雲 魂をつなぐもの」@紀伊国屋サザンホール
12月18日(土)19:00~「究極!アニメ店長 DECADE」@天王洲銀河劇場
12月22日(水)19:30~ろりえ第5回公演「女優(おんなやさしい)」@シアターグリーンBOX in BOX
12月23日(木・祝)15:00~わらび座ミュージカル「アトム」@東大和市民会館ハミングホール大ホール
12月23日(木・祝)20:00~「Rain men in Noël-雨男たちのクリスマス-」@アトリエフォンテーヌ
12月25日(土)13:00~シアターコクーン・オン・レパートリー2010「黴菌」@Bunkamuraシアターコクーン
12月26日(日)13:00~さいたまネクスト・シアター「美しきものの伝説」@彩の国さいたま芸術劇場インサイド・シアター
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by kiki_002 | 2011-01-02 21:11 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
雑食な土曜日
土曜日。

まずは、新宿文化センターで、わらび座のミュージカル「アトム」初日を拝見。

あの国民的ヒーロー(?)をどう舞台化するのかと思っていたが、『鉄腕アトム』をひとつの象徴として、ウエストサイドストーリーばりの対立と愛の物語を、歌とダンスで描いたミュージカルとなっていた。

横内謙介氏の力強く温かいストーリーとラッキィ池田氏による楽しくて力強いダンス、甲斐正人氏の親しみやすく美しい楽曲、そして役者陣の安定感のある演技や歌によって、シンプルなテーマが胸に迫る素敵な作品となっていたと思う。

扉座から客演した岩本さんが、平凡な人間の弱さや愚かさを絶妙な軽さで好演。アズリを演じた三重野葵さんと神楽坂役の椿千代さんの静かな中に強さを感じさせる演技と圧倒的な歌唱力が印象に残った。

それから、浅草橋へ移動し、宮西計三氏の個展“「見世物小屋」或は「舞臺裏」”を拝見。

会場に入ると、微かに乾燥したバラの香り。 独特の美意識に裏打ちされた作品たち。 耽美……というにはややグロテスクな、異形の群れ。

そして、その一角に、宮西計三氏と薔薇絵さんのパフォーマンスを素材とした photo unit"エーテル"の舞台作品写真が展示されている。

それは、宮西氏の世界観を写しながら、氏とはまた異質な輝きを感じさせる作品群となっていた。

それから池袋。

友人と落ちあって、シアターグリーンの1階にできたイタリアンバールで軽く腹ごしらえ&おしゃべりをした後、
劇団「柿喰う客」のアンコール凱旋公演『The Heavy User』を、シアターグリーン特設会場「仙行寺」本堂にて。

2月に東京で上演した後、 フランスやイスタンブールでの上演を経ての凱旋公演とのことで、意味や物語を思い切って廃し、俳優の身体性や声をクローズアップした約50分の作品。

日本語のセリフはほとんどないけれど、動きのシャープさや間のよさ、そういうフィジカルなものを通して、『電話』を軸としたコミュニケーションの不全みたいなモノが伝わったりもして。


時間的にはさほどタイトではなかったものの、内容的には、1日に回るにはやや欲張りなラインナップ。

それぞれの世界観があまりにも違い過ぎて、帰りの電車の中で少し可笑しくなってしまった。
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by kiki_002 | 2010-06-20 23:49 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)
「神崎与五郎 東下り」と「露出狂」
土曜日。仕事でイベントがあり、朝6時半に家を出る。

予定では、お昼過ぎにイベントが終わり、片付けてから帰って来ても15時半くらいにはうちに着ける……と思っていたのだけれど。

ひとつ宿題が出てしまい、イベントの終わったあと現場から職場へ。一仕事片付けて、気がつくと時間はギリギリ。

この日は、友人と観劇の約束があったのだ。イベントが決まった時点で、その予定をキャンセルしなきゃならないかと思ったけれど、上記のとおり15時に帰れれば、ソワレには間に合う。しかし、実際には職場を出たのが既に15時過ぎ。そこから家まで1時間弱。間に合うかどうか、微妙なところだ。

……なんとか間に合った(ホッ)

19時の開演ギリギリに高円寺に着き、扉座の「神崎与五郎 東下り」を座・高円寺にて。

おかしくて、ややほろ苦い大人の人情噺。ベテランと中堅・若手のバランスがよく、安心して観ていられる感じ。 客演の市川笑也さん。スーツやジーンズでの現代劇が新鮮でした。

諸般の都合で、日曜も夕方になってから東京へ。王子小劇場で劇団柿喰う客の「露出狂」を。

相変わらずパワフルでハイテンションな柿テイスト。若い女性ばかりのキャストで、華やかな雰囲気な舞台。
その中でも、やっぱり劇団員のお3方がいいなぁ、と思った。猥雑も混沌も突き抜け、観終わった後、なぜか爽やかさが残った。

そんなこんなであわただしい週末。
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by kiki_002 | 2010-05-24 00:48 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
柿喰う客 『The Heavy User/ヘビー・ユーザー』
今日は扉座の『ドリル魂-YOKOHAMAガチンコ編』の稽古開始……って記事を書くつもりだったのに、ふと気がついたら!!

えっ?柿喰う客のフランス遠征公演?フランスの前に池袋で?あ~そういえば、柿喰う客からの年賀ハガキに3月下旬フランス公演って書いてあったサ。でもその前に日本でやるなんて、いつ決まったの?

しかも柿喰う客と扉座、公演期間かぶってるし(>_<)

う~~ん、どうしよう……。まあとりあえず、情報あげときます。

≪「東京芸術見本市2010」参加≫
柿喰う客 第2次フランス遠征公演『The Heavy User/ヘビー・ユーザー』  
 
作・演出 中屋敷法仁
 
「猿は火を使い人類へと進化した。
果たして我々は、何を使えば‘神’になれるのか―」

同僚女性の怪死事件。弔問客不在の葬儀。
そして、見覚えのない自分の顔。

あなたの心も感覚も、すぐに‘連中’に奪われる…。

演劇集団「柿喰う客」の2回目となるフランス遠征作品は
人間存在を真っ向から問うショッキング・スリラー!
閉ざされた寺院の本堂で、戦慄のジャパン・プレミア!!

■出演
七味まゆ味
コロ
村上誠基
  ・ 
永島敬三
右手愛美
大村亘
野元準也
川田希 
 
■会場
シアターグリーン特設会場「仙行寺」本堂 
 
■日程
2010年2月27日(土)~3月2日(火)
2月27日(土) 19:00
2月28日(日) 13:00/16:00/19:30
3月 1日(月)  13:00/16:00/19:30
3月 2日(火)  13:00/16:00/19:30
 
 ※上演時間は40分を予定しています。
 ※受付・開場は開演の30分前です。
 ※未就学児童のご入場はできません。
 ※各ステージ終演後に、演出家と出演者によるアフタートークを開催いたします。
 
■チケット料金 (全席自由・税込)
一般  前売 2,500円/当日 2,800円 
学生  前売 2,000円/当日 2,300円 (※受付にて要証明)
 
■お問い合わせ
柿喰う客
[TEL]080-6801-7389(劇団)
[WEB]http://kaki-kuu-kyaku.com/
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by kiki_002 | 2010-02-04 23:57 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
今年の予定(暫定版)
年明け、お気に入りの劇団から今年の予定の入った年賀状が来たり、HPで情報が更新されていたり、その中から、とりあえずこの辺りは観に行きたいな、というのを。


◎扉座

2月26~28日 Arts Fusion in KANAGAWA『ドリル魂-YOKOHAMAガチンコ編』@神奈川県立青少年センター

5月 第44回公演 扉座歌舞伎『神崎与五郎 東下り』(仮題)@厚木市文化会館&座・高円寺

11月~12月 第45回公演 横内謙介書き下ろし新作@厚木市文化会館&紀伊國屋ホール

わ、扉座で歌舞伎やるんだ~~!横内さんは、もうずいぶん歌舞伎の脚本はお書きになっているけど、まさか扉座でやるとは思ってなかったな。

でも、そういえば去年の秋、現代俳優のための歌舞伎ワークショップをやったりしていたっけ。そのとき参加されていた……岡森さんと伴さん、そして助手を務めていた岩本さんはご出演だろうと思ったら、岩本さんはその時期に劇団わらび座公演 ミュージカル『アトム』(これも横内さん作・演出)へのご出演が決まったようなのでNG。 

そして年末の新作は、去年や一昨年の様子から見るとセリフ中心のストレートプレイだろうか。

こっそり期待していた「百鬼丸」再々演はないらしい。少なくとも劇団公演としては。上記の2作に累央さんのご出演があるだろうか……あるといいなぁ。


◎花組芝居

5月25日~30日 花組ヌーベル第3弾『ハイ・ライフ』(予定)@ザ・スズナリ

11月上旬 本公演@東京・大阪

『ハイ・ライフ』って、あの『ハイ・ライフ』?それだったら予習完璧だわ、アタシ。流山児★事務所でやった公演をバージョン違いで観ちゃったもんね。

花組芝居では、2005年にも「ハナオフ」としてこの作品を上演しているけれど、今度は若手キャストでの上演だといいなぁ、もちろん堀越涼さんもご出演で。その線で勝手に希望的予想をすれば、ディック:堀越さん、バグ:丸川敬之さん、ビリー:小林大介さん、ドニー:谷山知宏さん、って感じでどう?(って、誰に聞いてるんだ、誰に?)

ちなみに、2005年版ではディック:水下きよしさん、バグ:原川浩明さん、ビリー:各務立基さん、ドニー:松原綾央さん。

もちろん本公演にも、堀越さんのご出演があるように祈っておきます。


◎柿喰う客

ここはねぇ、相変わらず活動が多彩過ぎて驚くんだけど、大阪とかフランス(!)とかへの遠征はつらいので、とりあえず東京での上演があるものを。

5~6月 第16回本公演『露出狂』@王子小劇場・精華小劇場

他に劇団員さんの客演もいろいろ予定されているし、相変わらず忙しそうだ。


◎しゅうくりー夢

しゅうくりー夢は、今月末からの公演のあと、きっと夏も25周年記念公演になるはず。それについて多少の予想はあるんだけど……どうなるのか、楽しみ。


もちろん、上記以外にもいろいろな舞台を観るつもりだし、閑能会などお能の舞台や歌舞伎、文楽など伝統芸能系も観たられるといいな、と思っている。
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by kiki_002 | 2010-01-09 23:53 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
柿喰う客×三重県文化会館 スポーツ演劇「さわやか息子」
平成21年12月27日13:00~、王子小劇場にて。

企画概要/
2009年11月、三重県文化会館が劇団「柿喰う客」を2週間わたり三重県に滞在させ、新作の創作を支援しました。
柿喰う客は、オーディションに全国から集まった俳優たちとともに、スポーツ演劇『すこやか息子』を創作。
その作品に興味を覚えた王子小劇場が、2009年12月に出演者・スタッフを丸ごと招聘します。
三重県でしか見ることのできなかった貴重な作品をこの機会に是非ご覧ください。

構成・演出/中屋敷法仁

出演/
玉置玲央、深谷由梨香、村上誠基(柿喰う客)

串田仁美 from千葉
元山未奈美(劇団スマイルバケーション) from東京
稲葉瑞希  from愛知
今津知也(オレンヂスタ) from愛知
右角81(劇団バッカスの水族館) from愛知
伊藤寛隆(オイスターズ/フ透明少年) from岐阜
池田和佳美 from三重
大村 亘 from奈良
大西千保 from大阪
吉田沙弥(劇団ひまわり) from大阪
川面紗織 from兵庫
富田文子(劇団ぎゃ。) from福岡

佐賀モトキ、右手愛美、伊佐美由紀


前代未聞! 「演劇」と「スポーツ」の融合!? 
ほとばしる汗! 燃焼されるカロリー! 上がり続ける心拍数! 
適度な水分補給の先に辿り着くのは、健康か? 美容か? それとも…!
柿喰う客が三重県で仕掛けた驚愕必至の挑戦作、東京に推参!!
(劇団HPより


前作の『悪趣味』とは打って変わって、スポーツ演劇?しかもタイトルは「さわやか息子」?いや、その、柿喰う客だからさぁ、逆にそのスポーツとか爽やかっていう単語が、怪しげに聴こえたりするのは、気のせいだろうか。

地方の公立劇場と柿喰う客とが協働して、会館小ホールを“2週間×24時間貸切り”で使って作品制作と公演を行うという企画。あわせて、出演者の公募や、高校生とのワークショップ、稽古場の一般公開、稽古場のWEB中継など、さまざまなオプションを組んで、地方から発信するアートを目指したのだろうと思う。

こういう企画に柿喰う客を選んだ三重県文化会館の英断というか、度胸というか、そういうものには感服するし、そこでたぶんきっちりとひとつのものを作り上げるだけの力量は確かに柿にはあるのだろうと思う。

その芝居を、今度はお馴染みの王子小劇場で上演。さていったい……。

スポーツウェアの人々。並んでエアロビ風の動き。挨拶。

どうやらある男の子が生まれたのだ。両側にそのパパとママ。2人の姉さん。パパのパパママとママのパパママ。

キッチリと作られた笑顔で、妙に歯切れのいい言葉で、淡々と語られていく家族の歴史。

家族はそのメンバーを他人から守り、あるいは他人と縁を結び、あるいは死に、あるいはまた生まれ、そうして、つながっていく。

教科書的な説明の中にも、非婚や介護の問題、いさかいなども描かれ、感情移入を廃したように見えたこの語り口の中に、じんわりと沁みるものもあり。それぞれの出来事を説明する、人ではない存在もいたり、そうしながらもエアロビ風の運動は続いて……。

そんな感じで、ある男の子の誕生から死までをリズミカルな動きと音楽に乗せて、淡々と描いている。

だからなんなんだ!!という感じもある中で、それでもちゃんとこれがエチュードでもなく部分でもなく、ひとつの作品として成立していると感じさせるのは、さすが。

それを支えるのは、独特のリズム感や動きのキレ、表情、声、などのパーツでもあり、それをまとめる演出でもあり、相変わらず適切すぎる言葉のチョイスでもあり、ある意味柿喰う客らしいとも言える芝居となっている。飛び抜けた身体能力を持つ玉置さんが、家族でも他人でもない、神のような俯瞰する位置付けだったのも、なんとなくしっくり来る。

40分ほどの短い作品だけれど、観終って、その理由がわかった。本当に動きっぱなしのこの舞台で、これ以上の尺はキツイよなぁ。
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by kiki_002 | 2009-12-29 23:57 | 舞台 | Trackback | Comments(3)
観劇納め
年内の観劇は今日で最後。まずマチネは王子小劇場へ、柿喰う客のスポーツ演劇「すこやか息子」を観に行った。

やや早めに王子に到着し、話に聞いていたつけ麺のお店しょうえいで、お昼を食べてから劇場へ。

「すこやか息子」は40分ほどの短い作品。ダンス……ではなく体操(?)をしながら、ある男の子が生まれて死ぬまでの家族の動向を淡々と綴る。

赤ちゃん。パパとママ。2人の姉。パパのパパママとママのパパママ。そして他人。家族が増え、家族が減り、縁を結び、縁を切り。

これはねぇ……、なんていったらいいか。こんなカタチでも、ちゃんと成立してる。ちゃんと面白い。言葉の選び方、表情、動きのリズム。この辺が柿のずるい……もとい、上手いところだという気がする。

ソワレは、座・高円寺で「ちきゅうばこ」という芝居を観た。子どもからオトナまで楽しめる不思議なパフォーマンスや歌に満ちたキラキラした舞台。

いぬくんの大事な宝物「ちきゅうばこ」を巡る、いぬくんとカエルちゃんの冒険。

不思議の国の不思議な住人たち。いぬくんのおうちのたくさんのパパとママ。郵便物より軽いゆうびんやさん。2人一組の駅員さん。宝物を探すヒヨコとバッタとカタツムリ。

開演前から客席にパフォーマーが現れ、ひと足早く不思議の国へと誘う。未就学児も含め、子どもの目立つ客席。童心を取り戻して、子どもたちと一緒に楽しめる舞台だった。

これで、今年の観劇は終わり。今日の舞台のもうちょっと詳しい感想と、今年の観劇のまとめを年内にアップする予定。
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by kiki_002 | 2009-12-27 23:57 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
「悪趣味」は傑作だと思うよ、たぶんね。
平成21年9月12日(土)19:00~、シアタートラムにて二度目の観劇。

初めて柿喰う客の芝居を観たのは、確か「性癖優秀」だった。さほど広いとは言えない舞台の上で、叫び、走り、歌う30人近い役者を、あっけに取られて観ていた覚えがある。

確かに面白い。でも本当に好きか、と言われれば正直微妙、そう思っていたのに……。その後、観続けていくうちに、しだいに独特のテンションに引きずり込まれてしまった気がする。

今回観た「悪趣味」、柿らしいと言えばこの上なく柿らしい。冒頭から繰り出される早口でハイテンションのセリフの応酬、次々と登場する怪しげな人物たち、「エロ・グロ・ナンセンス」という言葉どおりの馬鹿馬鹿しい挿話、役者の身体能力を試すような傾斜のある舞台、勢いのある音楽とカッコいい照明の中でバッチリポーズを決める登場シーン、ゆる~く挟み込まれるアドリブめいた小ネタの数々。

そして、異化装置としての玉置玲央、底知れない笑顔を見せる七味まゆ味、愛してるよと叫ぶ深谷由梨香、面白すぎる村上誠基、カッコよすぎるコロ、思わせぶりな本郷剛史、独特の存在感の高木エルム、そして、あいかわらずな感じの中屋敷法仁。(ゴメンなさい、テンション上がってきちゃったので、敬称略で)

そうやって、これまで観てきた柿のイメージをそっくり継承しながら。

しかし、この作品がいままで以上に観ているものを惹きつけるのはいったいどうしてだろう。最初に観に行ったときは、まだいくらか空席があった。しかし、観たとたんに「また来よう」と決めた自分のように、多くの観客がリピートせずにいられなかったのだろう。公演期間終盤には前売り券がなくなり、立ち見でも観ようとして当日並ぶ人々の姿があった。

客入れのおどろおどろしい効果音や、場内アナウンスでのお遊び、つくりこまれた印象的な美術、その他さまざまな細部を積み上げて、芝居の隅々にまで行き届いた世界観の確かさ。

おふざけもアドリブも、バラバラに見えるものや脱線のようなものすらすべて、 ひとつの芝居を成立させる装置として機能している。その完成度にゾクゾクする。

そして何より、劇団員・客演を問わずすべてのキャストが、この芝居の中でしっかりと組み合わされて、緊張感のある場面をつくりだしている。

あ~あ、もうねぇ。何言ってるのか自分でもよくわからなくなってるけど。

なにより個人的には、物語がそれ自体の持つ勢いを殺がれずに、とうとう決着を見ることができたのが、一番のポイントだった。

たとえば「俺を縛れ!」(これもホントに好きな芝居なんだけど)では、物語の流れをご破算にして、違う形で芝居を収束させていった。

しかし今度は。物語を一旦止めるように見せて、しかしそこからいっそう盛り上げていき、とうとうすべての決着を物語の中でつけてくれるのを観ることができた。しかも、そこに過去の場面を挟んで、本当に見せたかったものを、誰にでも伝わるように示してみせたりして。

そして、ホントにカッコいいラスト。もう何も言うことはありません。

これは確かにあるひとつの到達点となったのだろう。次の公演ではまったく違うタイプの芝居を、と言っていた中屋敷氏の言葉が印象に残る。

これからこの劇団がどう進んで行くのか、いろいろな意味で期待してみていきたいと思う。
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by kiki_002 | 2009-09-14 23:53 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
美しいモノを観ました。
今日はまず、閑能会別会を観るため、11時の開演に遅れないように家を出る。目的の観世能楽堂は、渋谷駅から文化村の脇を通りすぎ、ゆるゆると坂を上がったところ。小雨が降り始めたので、渋谷駅で傘を買ってしまった。

会はまず、連吟からスタートした。その後、仕舞、お能と続くうち、予想通りというか、寝不足もあって、随所でうとうとしてしまった。

しかし、最後の演目「鵺(ぬえ)」で目が覚めた。

面の向こうから響いてくる、深みのある声。後場の白い姿のおシテの気品と軽やかさ。何て言うか、この世のものではないように美しい。

あ~、いいものを観たなあ……。

それから三軒茶屋へ移動して、柿喰う客の「悪趣味」。……っとその前に、友人と待ち合わせして、洒落たカフェで腹ごしらえ。

さて、この「悪趣味」は、1週間ぶり、2度めの観劇。改めて観ると、細部まで作り込まれた世界観の確かさに感動する。

遊びもおふざけも、一見緩そうに見えるものすらすべて、ひとつの芝居を成立させる装置として機能している。 数多いキャストも、それぞれの役割をきちんと把握して、驚くような高い要求にも的確に答えている。

これもまた、ある意味でとても美しい芝居だった。

いろいろな形の美しさがある。そういうものに出会うと、生きているってことが本当に楽しく感じられる。今日もいい一日だった。

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by kiki_002 | 2009-09-12 23:58 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
  
だって、好きなんだもん!
by kiki
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