タニス・リーのこと
2008年 09月 28日
もし、自分の好きな作家を選ぶとしたら、必ずベスト3内に選ぶと思われるのが、タニス・リーだ。イギリス生まれのファンタジー作家で、絢爛豪華な文体で描く耽美なダークファンタジーが有名だ(と思う)。
それ以前に書かれた「冬物語」や「死霊の都」などのポジティブな若者たちが活躍するファンタジーもとても気に入っている。特に「幻魔の虜囚」は、ヒロインの凛々しさと敵役の設定の秀逸さに、何度読み返してもひきつけられる。
それから、せつない純愛SF「銀色の恋人」もいい。ロボットに恋する少女、というありがちな(?)設定も、リーの手にかかれば、美しい神話のような物語に昇華されてしまうのだろう。
しかし、彼女の小説のうち、すでに入手できなくなっているものも多い。
そんな中、「闇の公子」が復刊されたらしい。そういえば昨年は、「銀色の恋人」が続編の発行に合わせて復刊されたし。
これを機に、同じ『平たい地球』シリーズやその他の作品も、復刊してくれるとうれしいのだが。
それ以前に書かれた「冬物語」や「死霊の都」などのポジティブな若者たちが活躍するファンタジーもとても気に入っている。特に「幻魔の虜囚」は、ヒロインの凛々しさと敵役の設定の秀逸さに、何度読み返してもひきつけられる。
それから、せつない純愛SF「銀色の恋人」もいい。ロボットに恋する少女、というありがちな(?)設定も、リーの手にかかれば、美しい神話のような物語に昇華されてしまうのだろう。
しかし、彼女の小説のうち、すでに入手できなくなっているものも多い。
そんな中、「闇の公子」が復刊されたらしい。そういえば昨年は、「銀色の恋人」が続編の発行に合わせて復刊されたし。
これを機に、同じ『平たい地球』シリーズやその他の作品も、復刊してくれるとうれしいのだが。
by kiki_002
| 2008-09-28 23:57
| 本